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先見塾は、「まなミドル」。

▼人生まだ半分、そして、凸凹。
HALF


 2011年にスタートした、先見塾。「常に先を見据えて、次の時代を牽引する人づくり!」が、先見塾の狙いである。塾生は、30代から50代が多い。

 現在、熊本市、山鹿市、天草市(ネット接続の通信教育)の三箇所で個別指導をしている。人間学、Mac(Apple Inc.)のアプリ三種の神器、英会話、商品開発、企画ノウハウ、ブランディング、ネット事業と本業とのジョイント法など、塾生のニーズに合わせて、「日々変化、日々進化。」を実践している。

 使用するパソコンをMacにしている理由は、一つは、筆者が1984年(Apple Inc.のMacintoshが日本上陸)以来のMacユーザーでもあり、そのインターフェイスの凄さを体感することにより、発想の転換を図り、より戦略性を持つ企業戦士として育つように指導している。また、本塾が推奨しているその他アプリをフルに連動させ、時にはブレーンストーミングを一瞬にしてまとめる手法なども伝授している。

 ※Windowsのようにセッティングなどに費やす時間が勿体ないことと、OSアップグレード難民になるのを防ぐため。

 その他、趣味の領域でも、英会話や写真撮影法などの手解きも行い、更には、文化の香りのする人間づくりのために、人間学、ホテル文化と食文化、IT総論各論、所作、接遇、インターネットの黎明期からSNS時代など、多岐にわたり指導を行なっている。

 筆者も凡人ではあるが、塾生は、今までの人生を「消化不良」、「不完全燃焼」と感じてる人の方が圧倒的に多いようだ。学生時代に学んだことだけでは、社会人となり全てが通用するものではない。社会人としていろんな体験を通じて、徐々に懸命な大人として育って行くべきなのだが、最近の企業において、完璧に社員教育を行なっているところは皆無に等しいようだ。

 よって、最近の流行語のように「まなミドル」という言葉が飛び交っているのだろうと・・・。世代間の垣根などナンセンスである。また、異業種間の垣根も同様に無意味なものとなる。畢竟、幼少期から現在までの自分自身の不甲斐なさで凹んでいる人こそ、「まなミドル」に、勇気を持って足を踏み込むべき時である。

 先見塾という名称は、とても古臭そうに感じられるかも知れないが、全てにおいて「基本の基本」から学ぶことから始まる。学ぶ姿勢が生き生きと素晴らしい塾生は、見る見る間にレベルアップして行く。逆に、邪気の多い塾生は、義経の八艘飛びのように軽やかに飛躍はできない。

 幹部社員のレベルによって、その企業力が決まると言っても過言ではない。長年、垢が溜まりに溜まった企業は、いつの間にか妙な社内スタンダードや悪い慣習が蔓延り、企業イメージを引き下げる社員が日々増殖していることに気づかない。すこぶる危険極まりないことであるが、それが、現在の国内中小企業の実態ではなかろうか。また、バトンタッチの時期を逸し、相続問題などで企業が潰れることもある。

 企業は人なり。やはり、今のタイミングで再スタートする勇気を持つ人は数少ないが、過去の実績もスキルも一度リセットすることで、丸腰の自分を見つめ直す時期が、ミドル世代なのだろうと考える次第。社会人として知識や知恵は人並みに進化したかも知れないが、そこで洞察力と判断力を持ち合わせた人間は極僅かなものである。

 昨日、某企業の幹部社員に苦言を呈するために文書を手渡したのだった。彼は真摯に受け止め、何十回も筆者の文書を読み、夜になって、しみじみと自らの反省と今後の生き方について話してくれたのだった。彼は本塾の塾生ではないが、そのミドル世代の人間曰く「今まで上司から注意を受けたこともないような大切な言葉を沢山頂きました。これからは肝に命じて仕事に邁進します!」と言ってくれた。・・・この「気づき」が、彼の人生をこれから好循環にするのだろうと、確信したのである。・・・めでたし、めでたしと言ったところである。

 人生、死ぬまで学ぶことを忘れぬことが、最高のアンチエージングとなり、必ずや、充実した人生となるに違いない。

 
▼筆者の頭の中にあるホテル文化と食文化の綾取り図
MANAMIDDLE


▼先見塾の副読本「如水」(西田親生著)※1巻〜5巻
JOSUI


▼時に塾生を悩ませる試験問題
TEST



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  • posted by Chikao Nishida at 2017/12/15 02:22 am

料理人へ苦言を呈す!

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 今回のコラムはかなり辛口ではあるが、実話からサンプリングしたものを、脚色なく綴りたいと思う。

 今まで国内外で多くの食事処を訪れたが、確と約束しても平気で「嘘」をつく人が多かった。嘘つきは相当なる記憶力と分析力がなければ出来ないと推察するが、そこが頭の弱さなのか、バレバレの「嘘」を露呈させ、最終的には自ら墓穴を掘り、目の前からトンズラしたのだった。

 一旦言葉を放ち、その言葉通りに円滑に事が進んだことは皆無に等しい。ある料理人などは、LINEで客に嫌がらせのメッセージを送ったり、厨房内で暴力を奮ったり、客を誹謗中傷するなど、信じられないような稚拙な言動を目の当たりにした事がある。所謂、「燕雀知らず天地の高さ」の典型的な人間だった。

 しかし、凄腕で人間性が素晴らしい料理人も沢山居た。例えば、腰を抜かすような立体的な盛り付け(ザ・リッツ・カールトン東京)は筆舌に尽し難く、アートの領域で仕事をこなしている料理人が居た。また、お客の姿が見えなくなるまで、お辞儀をする職人(博多の人気寿司店)も居た。

 口先だけの人間が作る料理は、実に浅い。食材もいい加減で、その日その日の味にブレがある。されど、本物の料理人の料理は深みがあり、心地よい温かみを感じるのである。何度足を運んでも、いつもサプライズを感じさせる工夫(ホテルオークラ福岡)があった。

 折角、金銭を支払い食すのであれば、同じメニューでも、人格ありきの料理を食したい。ホテルレストランから独立して成功している料理人は、流石にレベルが高い。「日々変化、日々進化。」の正道を歩んでいる。客層も高尚な人が多く、その料理人と客との信頼関係がすこぶる太くて強い。

 たった今、文字に書き起こすのも無駄な、馬鹿げた料理人の顔が頭に浮んだ。いつも「ものまね」。自分のジャンル以外の料理を手探りで作るのは良いが、食文化を軽視した動きの中での「ものまね」なので、その料理たるや語るに足らぬものばかり。口は達者なようなので、田舎議員の金魚の糞となっている。実に情けなや!

 畢竟、料理人に求められるのは、派手さでも格好よさでもなく、乾燥アワビやフカヒレ、ヒマラヤ産の冬虫夏草、松坂牛やキャビヤ、フォアグラ、トリュフなど、特別に高価な食材を使うことではない。重要なことは、その地に育つ野菜や果物、大切に育てられた牛や豚、鶏など、地元食材をバランスよい塩加減で調理することである。

 特に「塩」についてのノウハウは、数年前に取材をした情熱の料理人 奥田政行氏が熱心に語っていたことを思い出す。このような料理人の話を聞けば、料理人は人格者であり、頭脳明晰(決して高学歴という意味ではない)でなければ本物になれないという事になる。

 田舎のテレビでピョンピョン出てくる料理人に凄腕は皆無の状態。食文化も分からぬ地方タレントが頬張って、大声で「うまい、うまい!」と叫べば、一般視聴者は鵜呑みにしがちだが、いつも危険極まりないと感じてしまう。

 或る日のこと。某テレビ局の放送中に、或る料理人が野菜の生産者を前にして「私は、こん人たちの野菜ば使ってやらんといかんとですたい。」と。とんでもない上から目線の言葉が飛び交った。70過ぎの生産者である方の前で、ふた回りも若い料理人が、調子に乗って「使ってやる」いう言葉を放ったのだった。この言葉で、その料理人はアウトとなる。結構名のある店らしいが、そんな横着な人間が作る料理に対して、一切興味も湧いて来ない。

 馬鹿げた料理人に共通するものがある。それは、1)視野狭窄、2)育ち、躾が悪い、3)派手好きで目立ちがり屋、4)口が軽い、5)約束を守らない、6)苦言・提言に耳を傾けない、7)日々研究を怠っている、8)自分が一番だと勘違いしている、9)所作が醜い、10)人の噂話が大好物・・・といったところであろうか。

 料理は、人の口から体内に入る、とても重要なものである。時には、「毒」になる可能性も無きにしも非ず。よって、訳の分からぬ料理人が作るものは、本当に信用のおけるものかと疑いたくもなる。昔から、殿様や主人が食す料理には、「毒味役」が居て、必ず、サーブする前にチェックをしていた。しかし、馬鹿げた料理人のつくるものには「毒味役」が居ないので、初手から食さぬ方が無難ではなかろうか。

 畢竟、心ある料理人との出逢いを、これからも大切にしたいものである。

 蛇足だが、銀のストローは高額だが、「携帯毒味役(毒が混入していると銀のストローは変色する)」になるので、銀のマイストローを欲しい方は、ネットで検索されてもよろしいかと・・・。


◎以下は、常にサプライズがあったレストランで撮影した料理の一部

▼グランドハイアット福岡、水前寺東濱屋、ザ・リッツ・カールトン東京
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▼ザ・リッツ・カールトン東京、鉄板焼 ステーキの「とみい(浅草)」ほか
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/12/5 12:31 am

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