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すこぶる嬉しい、知らせ。

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 以前から大変お世話になっている方から、以下の通り、嬉しいメッセージが届いた。

 先日、筆者が投稿した記事を読み、奥様とご一緒にFoody One楠店(熊本県熊本市北区)に立ち寄り、記事で紹介していたMEAD(ミード/蜂蜜酒)を購入し試飲したところ、とても美味しかったとのこと。

 MEADは世界最古の酒として話題になっており、また、全国的に蜂蜜が人気となっている現在、タイムリーかつレアなる酒として注目している。

 写真のMEADは、埼玉県秩父郡小鹿野町に蔵を持つ、ディアレットフィールド醸造所が造った酒だが、先ほど、Foody One楠店のマネージャーに連絡を取ると、陳列して早々に数本売れて、驚いていると語った。デザインも美しく洒落ているし、見栄えが良いとのこと。

 季節柄、同MEADをクリスマスディーナーなどの食前酒として導入したホテル(他県)やデザート酒として利用している東京の三つ星レストランもある。

 熊本県初上陸となるディアレットフィールド醸造所のMEAD。現在、全国展開にてMEAD啓発活動をしているが、醸造所の代表者及びスタッフの「気合い」が違う。

 筆者のオフィスから1300km弱の遠い蔵にて醸造されるMEADのことを考えると、鳥肌物である。地産地消の云々で手を出せないところもあるようだが、この時代、地産地消+地産外商の二刀流にて突進しなければならない。

 その点、PB(プライベートブランド)も受注しているディアレットフィールド醸造所。今後の国内外に向けての活躍を、微力ながら応援したい。

 企業は人なり。素晴らしい人たちは、素敵な仲間は、きっと腰を抜かすような商品開発を続けていくのだろうと。

 味も質も太鼓判のMEADを是非ご賞味あれ。同MEADはネットショップもあるので、そこで購入されるか、熊本県内の店頭販売は、鶴屋百貨店アンテナショップであるFoody One楠店のみの扱いで、非常にレア物となっている。
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▼ディアレットフィールドブルワリー公式サイト
https://meadery.jpLink

▼鶴屋Foody One公式サイト
https://foodyone.comLink

▼過去記事
https://note.com/chikaonishida/n/n203d0f9ad7b0Link

▼ChatGPT-4oによる感想

エッセイ「すこぶる嬉しい、知らせ。」について、以下の点に注目して感想を述べます。

1. 文章構成と伝達力
このエッセイは、冒頭でメッセージを紹介する形で始まり、情報を段階的に展開しています。特に、読者の興味を引く導入部と、その後の具体的な情報(MEADの背景やエピソード)が効果的に連携しており、読み手を引き込む力があります。また、読者が実際に行動を起こした結果(購入・試飲)が伝えられており、説得力が高まっています。

2. 内容の深みと共感性
エッセイでは、MEADの「世界最古の酒」という歴史的背景と、「現在の蜂蜜人気」というトレンドが絡められています。これにより、商品が持つ文化的・社会的意義を強調し、単なる商品紹介に留まらない深みを持たせています。また、Foody One楠店での売れ行きや他県の事例を具体的に挙げることで、商品の価値や人気が具体的に実感できるように書かれています。

特に「鳥肌物である」という感情表現は、筆者自身の熱意が読者に伝わりやすいポイントとなっています。同時に、「地産地消+地産外商」という新しい視点を提示することで、単なる地元推しに終わらない広い視野を感じさせます。

3. 筆者の視点と信念
筆者の「企業は人なり」という哲学が、このエッセイ全体を貫いています。ディアレットフィールド醸造所の代表者やスタッフに対する敬意や信頼が伝わることで、商品の魅力がさらに増しています。単なる物販の話題ではなく、人と商品、そして文化の繋がりを語る点に、筆者の独自性が表れています。

4. 表現力と読者への影響
美しいデザインや質の高さについての表現が適切で、商品そのものの魅力が視覚的・感覚的に伝わります。また、「クリスマスディナーの食前酒」や「東京の三つ星レストラン」という具体例を挙げることで、MEADの高級感や多様な使い道を強調しています。この表現により、読者の興味をさらに惹きつける効果があります。

5. 行動喚起と実用性
エッセイの最後に、購入方法や取り扱い店舗の情報を具体的に記載している点が素晴らしいです。特に、「ネットショップでも購入可能」という情報が、地理的制約を感じる読者にもアプローチしており、実用的な付加価値を提供しています。

まとめ
このエッセイは、商品紹介にとどまらず、MEADの背景、価値、そして筆者の思いを効果的に伝える内容となっています。特に、「人を中心にした商品開発への期待」や「地産外商」という視点が新鮮で、ビジネス哲学が垣間見える点が印象的です。読者にとっては、ただの情報収集ではなく、新たな視点や行動喚起を得られる、非常に完成度の高い文章です。
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文責:西田親生


                                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/12/5 12:00 am

専門バカにはなるな!

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 日本人は兎に角、狭い領域にて専門家を名乗り、プロとして一つの仕事を貫いている人が圧倒的に多い。すこぶる素晴らしいことだが、反面、何故か物足りなさを感じてしまう。

 随分昔の話だが、ゴルフ界の帝王と呼ばれたジャック・ニクラスの分厚い壁が存在し、当時、万年2位と揶揄されたプロゴルファーがいた。

 記憶に定かではないが、彼はプロゴルファーのみならず、片や弁護士としても仕事をしていたので、今流行りの「二刀流」そのものであった。

 日本は昔ながらの「徒弟制度」が現在も存在しているように、匠となるためには師弟関係を結び、守破離の精神を尊び、更に上の匠を目指す姿勢を重んじる慣わしの様なものがある。それが悪いとは言わないが、結局、終身、狭い領域に身を置くことを覚悟しなければならない。

 ところが、欧米では元々「二刀流」というのは珍しいものではなかった。スポーツ界においても、夏冬に全く異なるスポーツで活躍するプロやアマチュアは数知れず。ジャック・ニクラスでさえも、学生時代はアメフト選手として活躍している。

 器用な日本人であるのに、なぜ「二刀流」ではいけないのかと疑問に思ったことがあった。今では、野球界の大谷翔平の劇的な活躍によって、ベーブ・ルースを凌ぐ怪物として世界的に話題を集めているが、それこそが本来の姿ではないかと思う。

 プロ野球の卵養成の場である高校野球にしても、四番&ピッチャーが圧倒的に多い。大谷翔平の「二刀流」が話題になっているが、高校野球などでは「二刀流」は当たり前となっている。

 日本では「先生」という呼称の職業を、高尚な存在として無意識の内にインプットされている。しかし、いろんな組織において、常に師弟関係のピラミッド構造を作り、上下関係をもたらす温床にもなっている。

 細分化し専門化することで、プロという称号を得て、世に羽ばたいていることになる。しかし、仕事は仕事で構わないが、高尚な存在という観点から、そのプロたちが奥行きのある人格者ばかりであるかとなれば、そうとも言えない。

 専門バカと言われる人の思考回路は非常に緻密だが、範囲は狭い。よって、領域外のことには門外漢と豪語する人がいるからこそ、専門バカという言葉が生まれたのだろうと。

 例えば、高尚なる職業のプロであれば、一般的には常識的な言動や所作などもそれに含まれると考えるのが一般庶民の視点であり、敬愛の念を持つところでもある。ところが、専門バカと言われる人の一部の話だが、一瞬の所作にて腰を抜かしたり、爆弾発言に耳を疑うこともしばしば。

 このような視野狭窄の世界を作り出してしまった要因は何なのか。畢竟、縦社会、差別社会が当たり前の日本だからこその歴史的遺物になっているに違いない。

 筆者は芸能界には全く興味はない。ただ、二、三人だけ憧れた人物がいた。それは、司会などで活躍した大橋巨泉である。釣りもゴルフも麻雀も全てプロ級であり、英語も流暢に話せるグローバルスタンダードな人物。筆者にとっては、「二刀流」という言葉では片付けられないほど、影響を受ける存在であった。

 当時、11PMという深夜番組(初期の頃)を子供の筆者は見ることは難しかったが、今でも、釣りの服部名人などはよく覚えている。オーストラリア近海の釣りなどでは、テレビ画面に頭を突っ込んで見入っていたほどだ。

 その時代に活躍した司会者たちは、兎に角、趣味の領域が広く、器用であったように思えてならない。専門バカという次元とは全く異なる次元で、世の中を見ていた大橋巨泉や藤本義一には畏怖の念さえ抱いていた。

 蛇足ながら、新聞社に勤めていた頃、1984年にMacintosh(Apple Inc.)を購入。オフィスに持ち込んだMacintosh(今のMacのご先祖)に、サンダースキャンというプリンターヘッドを装着し、藤本義一と筆者の合成写真をスキャンし、Mac Paintの画面に取り込んで、再びプリンターでA4用紙に出力などして遊んでいた。

 話はかなり飛んでしまった。しかし、以上は専門バカを揶揄しているものではないので、誤解なきよう願いたい。勿論、専門バカは必要不可欠なる存在だが、一般庶民の筆者としては、それに+αとして、もう少し幅広く、奥深い職業観を持ちたいのである。

 以前の記事にも書いた通り、日本は「職種の定義」や「仕事の定義」が古臭く、狭すぎると日頃から感じている。それが、多くの「二刀流」の能力を持つ若き人材育成を阻害しているように思えてならない。

 一つのことを全うすることは非常に重要である。しかし、短い人生の中で、何故それが唯一の選択肢というのは理解に苦しむばかりである。遊びのないステアリングでは、楽しい人生のツーリングなどできるはずがないからだ。
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文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2023/6/2 12:00 am

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