
不肖、筆者が書き綴った「如水」という小冊子がある。4年前に第1弾を発刊し、今年の春には第4弾を発刊している。
もともとは、先見塾の副読本として発刊していたものだが、最近、何度も何度も読んでファンになったという方から連絡が入り、喫茶店に呼び出されたのだった。
実は、一昨日に連絡が入り、急なご依頼だったので丁重にお断りしていたのだが、昨日、どうしてもお会いして話を聞きたいとのことで、ギリギリのところ、正午を目処に、指定された、自宅から車で15分くらいの喫茶店へ足を運んだのだった。・・・3分遅れの、12時3分に同喫茶店に到着した。
その喫茶店は、そのファンの方々が常連客のようで、ランチメニューも、その方のオリジナルでサーブされるらしい。・・・お腹は空いていたが、先ずは、ご挨拶から入り、ファンの方々の感想をお聞きすることになった。
「人間観察というか、考察の切り口が・・・大変、暖かい優しい心をもって接していらっしゃることが伝わり、一つ一つのお話が、いつも発見であり、大変楽しく嬉しく読ませていただきております。すでに、4巻とも3回以上を読んで、申し訳ないのですが、小冊子の中はマーカーやメモでびっしりと汚れています。私は書籍を読むときに、最初は何も書かずに読みますが、2回、3回と読む内に、色んなメモを取りながら、読む癖がございますので・・・。」と。
書き綴った本人からすれば、あまりの褒め言葉に、少々引き気味となったのは否めない。しかし、学者の集まりの女性達なので、筆者が想像以上に、読む途中で学術的な分析を何度も反芻しながら、読まれているのだろうと察したのだった。
第1弾の「起業編」については、なまなましい辞表から入いるので、24年前からの人間模様が全て網羅されている。第2弾の「グルメ開眼道」は、国内外で出逢ったシェフたちを中心に書き下ろしている。また、第3弾の「逸品一筆」は、料理を中心に書き綴り、今年発刊した第4弾は「吉村悌二の世界」というテーマで、熊本市内クラブ通りの32年続くフレンチレストラン「Bros.よしむら」の歴史や、人気メニューの「チョップドビーフステーキ」のレシピ暴露などを書き記している。
この「如水」という小冊子は、勿論非売品だが、できるだけ多くの方々に、筆者の心が伝わればと思ってはいるものの、既に、第1弾、第2弾、第3弾は2冊ずつしか残っていない。第4弾に関しては、まだ残りはあるものの、将来的に増刷することは考えてはいない。もし、増刷するとなれば、第1弾は別として、第2弾、第3弾、第4弾をまとめて冊子にしようかという考えもなきにしもあらず、である。
※実は、某国会議員の方からも「如水」全4巻が欲しいとオファーがあった。
しかし、筆者が書き下ろした稚拙な文章であるが、学者たちが一所懸命読んで頂くのは、たぶん、全く分野が異なり、別世界の戯れを書いているので、逆に興味が湧くのかもしれないのだろうと。・・・本当に、ファンとなって頂くことへ、心から感謝するとともに、今後も色んな切り口で、ホテル文化、食文化、ITノウハウ、人間学などを織り交ぜて、オムニバス形式のものを書いても面白いのかなと・・・少々欲ばかりが先行してしまう。
写真下は、筆者の健康の為・・・痩身の為に準備されたランチである。ボルシチも肉がない。サラダはわんさとある。食パンも半人前。・・なるほど、色んな話をしながらの会食となったので、この健康食でも十分空腹を満たしてくれたのだった。
ごちそうさまでした。



※写真はiPhoneで撮影
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