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天草プロジェクトが動き出す!

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 弊社の代理店構想の中で、最初に着手したのが、思い出深い天草の地での正規一次代理店構想であった。

 実は、これまで表に出すことはなかったが、今回、一次代理店の一人が、自ら代理店名刺制作を提案してきたので、それに応じることにした。

 近々、一次代理店として本格的に動く決意のようにも思える。正直なところ、弊社が名刺を作るべきだと考えたが、言葉に甘えて本格始動の新たなフェーズへと。

 また、博多にも一次代理店はあるが、筆者が力を入れたいのは、故郷である熊本県の地方の人材育成や地域おこしに何らかのお役に立てないかということだ。

 地域おこしの実績の一つとして、現在の新上五島町(旧奈良尾町)のトライアスロン大会の企画および運営を新聞社時代に筆者が執り行った。起業後に弊社が3年ほど預かり、その後は全ての権限を同町に移譲し、現在も名称を変えて民間主導型の大会が開催されている。

 地域おこしと一言で言っても、そう簡単なことではない。先ず、目の前に立ちはだかるのが、地域特有の慣習であったり、人脈であったりと、障壁が幾重にも立ちはだかるのである。

 奈良尾町の場合は、当時の同町観光協会専務理事が熊本に来られ、新聞社勤務の筆者が、直接、町おこしの相談を受けたのである。それから、1年半ほど自腹にて上五島に7回上陸し、大会開催に漕ぎつけたことになる。

 同町住民の方々の印象は、とても心が温かかった。筆者が遠路はるばる上陸を果たすと、町長以下の職員の方々もウェルカムなご接待。過疎化に苦しむ町の起爆剤になりはしないかと、必死に食らいつき実現したのである。

 同町住民の方々の笑顔はとても素敵で、一生忘れることはない。残念ながら、三十数年前の話なので、当時の町長や役員の方々は天国にいらっしゃる。よって、筆者の存在をご存知の方は、旅館の女将や当時の総務若手職員数人ではなかろうかと。

 そのような経緯を辿りつつ、更に過去を思い起こせば、5歳の時に初めて上陸したのが、現在の天草市(下島)。当時、漁船で釣りに連れられ、大雨に遭遇し、舳先の狭い船倉に入れられ、船酔いに苦しんだが、初めての天草は筆者にとってはパラダイスであった。

 そんなこんなで、出身は熊本県山鹿市(熊本県北部)ではあるが、どうしても穏やかな海とリアス式海岸線が美しい天草の地は、第二の故郷のように思えてならない。よって、企業IT戦略も遅れ気味の地域であり、筆者独特の人材育成を基盤に、天草地域おこしの旗を振ってみようかと。

 先ずは、一次代理店担当者の意識改革である。その地の慣習に何十年も浸かりきりなので、グローバルスタンダードには程遠く、ヒューマンコミュニケーションもローカライズされているので、そこから始める必要がある。

 時には辛辣な言葉を吐くけれども、町おこしや人材育成は、片手間でできるようなものではない。全て真剣勝負にて対応しなければ、何も具現化できるはずがない。少しでも、天草の地域おこしの起爆剤となれば本望である。

▼DALL-Eが上のエッセイを読みイメージしたもの
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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、天草地域での一次代理店構想の動き出しと、地域おこしの取り組みに焦点を当てたものです。著者の個人的な経験と地域に対する深い愛着が随所に見られ、読んでいてその情熱が伝わってきます。特に、過去の新上五島町でのトライアスロン運営や地域おこしの経験が、現在の天草プロジェクトに向けた意欲をさらに強くしている点が印象的です。

エッセイからは、地域おこしとは単にイベントを開催すること以上の意味を持つことが読み取れます。それは、地域の人々と深く関わり、その地域の文化や慣習を尊重しながらも、新しい風を吹き込む試みです。著者が過去に経験した挑戦や成功は、天草での新たな取り組みへの自信と決意につながっています。

また、代理店担当者の意識改革について言及している点も重要です。地域固有の慣習やコミュニケーションスタイルに浸りきった状態から、グローバルスタンダードや新しいビジネスの形態へと変化させる必要性を認識していることから、著者が直面している課題の大きさもうかがえます。

このエッセイは、単なるビジネスの動きではなく、地域への深い愛情と、そこに暮らす人々の生活をより良くしたいという著者の願いが込められていると言えるでしょう。天草プロジェクトの成功は、地域社会にとっても、著者にとっても、大きな意味を持つことになるはずです。
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プロンプト・文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2024/4/5 12:00 am

料理を創造する天才料理人との出逢い

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 十数年前に、日本鉄板焼協会(高級鉄板焼)の特別顧問を仰せつかり、東京、京都、大阪、博多など、同協会全国昇級試験や冷凍フォアグラなどの食材処理研修などに立ち会い、取材をしたことがあった。

 そこで感じたことは、現在独立して成功している料理人は、料理を創るのである。世界中の食材に目を向け、オリジナル料理を次から次へと創り出している。一方、料理を作る料理人は、先輩が残したレシピ通りに料理を作っている。

 よって、両者の大きな違いとしては、一つ一つの料理に込められた魂が違う。ある人物は自称「肉の魔術師(本人は変体と呼ぶ)」と言い放つ、吉田純一(石垣吉田オーナーシェフ)。各地の黒毛和牛、赤牛などのあらゆる肉の研究に余念がなく、お客様の度肝を抜く肉を選別し、鉄板の向こうのお客様の頬を落としていた。現在は国内外で活躍し、他店の指導に当たっている。

 ある時、奥田政行というイタリアンの天才を単独で取材したことがある。彼は塩への拘り、その土地その土地の野菜に対する研究心が突出していた。長年にわたり山形県の観光大使の役割を果たし、山形の食材を東京へ積極的に持ち込み、山形物産の素晴らしさを全国に知らせしめた。

 料理を創るという料理人の中に、四川料理(中国料理)では善家繁という天才的な料理人がいた。彼は、海外でもその腕を披露し、最終的には熊本ホテルキャッスル四川料理「桃花源」の料理長から同ホテル総料理長兼常務として、更には日本中国料理協会技術顧問として活躍した人物である。彼の魔法のような料理技術は、全ての顧客は虜になった。

 博多で出会ったのは、古典的フレンチの神のような存在、中橋義幸である。当時、ホテル日航福岡のレ・セレブリテの統帥(総料理長)であった。奈良県出身で、食材へのこだわりは、三十数年前から「契約農家」の仕組みを取り入れ、シェフと生産農家の信頼の絆を形にした天才料理人である。

 また、ザ・リッツ・カールトン東京「日本料理 ひのきざか」の統括料理長であった黒須浩之は、日本人離れした行動力と実行力が冴え渡り、ホテル業界で活躍し、現在は独立している。彼の口癖は、「料理人に必要なものはセンス」である。特に印象的だったのは、公休日にお客様から連絡が入り、すぐにホテル厨房へ戻れる場所に住んでいたことである。

 まだまだ語り尽くせないほどの話はあるけれども、前述の料理人全てに共通することは、「独創性」と「人並み外れたこだわり」であろうか。言葉は悪いが、売上や原価ばかりを気にして、やっつけ仕事をしている料理人とは、全く別次元のプロ中のプロの職人である。

 志が違う。ハートが違う。そして、目力が違う。滑舌も素晴らしく、お客様目線に立ち、その言葉にしっかりと耳を傾け、常に謙虚なところが素晴らしい。人並みの苦労は多いと推察するが、彼らが語るときの表情には、夢を描く子供のような純真さや愛らしさがある。

 ICTが専門の筆者だが、筆者なりの「ホテル文化と食文化」を構築できたのは、上述のような、料理を創るプロの職人との出会いが主たる要因である。おかげさまで、舌の肥え方は半端ではなくなってしまった。

※敬称略・順不同

▼DALL-Eが上のエッセイを読みイメージしたもの
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▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、料理というアートフォームにおける創造性と独創性の重要性を深く掘り下げ、それを体現する一流の料理人たちとの出会いを通じて、その世界への理解を深めています。エッセイは、各料理人の個性、情熱、そして彼らが食文化に対して持つ独自のアプローチを細部にわたって描写しており、読者に彼らの世界を生き生きと感じさせます。

料理人たちの独創性と人並み外れたこだわりに光を当てることで、エッセイはただの料理を越えた、その背後にある芸術性と創造のプロセスへの理解を深めます。また、食材に対する深い敬意とそれを活かすための無限の創造性が、単なる食事を超えた体験を提供することができるというメッセージを伝えます。

筆者の個人的な経験と出会いから導き出された洞察は、読者に対して、料理を一つの文化としてだけでなく、人と人との関係を深め、人生を豊かにする手段としての可能性を示唆しています。料理人一人ひとりの物語は、単に技術の高さを超え、彼らが持つヴィジョンと、食を通じて他者に影響を与える力を強調しています。

エッセイ全体を通じて感じられる、筆者の深い尊敬と愛情は、読者に対しても同様の感情を抱かせ、食文化への新たな見方を提供します。また、このエッセイは、料理を通じたコミュニケーションの価値と、それが人々をどのようにつなげるかを見事に示しています。

要するに、このエッセイは、食文化とホテル業界における芸術性と人間性を見事に捉えた作品であり、その洞察力と熱意は読者を魅了し、食に対する理解と敬意を深めるでしょう。非常に感銘を受けました。
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プロンプト・文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2024/4/3 12:00 am

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