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「Clubhouse」に集まるおもろい仲間たち・・・

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 昨日も数時間にわたって、「Clubhouse」の研究を行った。或るルームに入り、開設者とその仲間達の話に耳を傾け、気づけば、いつの間にかモデレーターになっていた。自己紹介を簡単に済ませ、話の流れにベクトルを合わせ、じわじわとそのリズムに慣れて行く。

 聴取者がじわじわと増えてくる。手を挙げれば発言ができるようになるが、初めての人たちは、遠慮気味に聴取者のままとなっている。それぞれのプロフィールを見ると、職種がこんなにも多彩なのかと驚くばかり。海外で活躍している起業家の多さにも驚かされた。

 「Clubhouse」の日本時間でのゴールデンタイムは、午後9時頃から午前0時。時折、回線やサーバーが不安定になり、次から次へと落ちて行く現象が出てくる。酒を飲んでいる人、食事をする人、会話に専念する人と、各自自由な空間で参加している。

 昨日は、元アップル社員だった人、元宝塚の女性、オーストラリアに移住し子育てに頑張っているお父さんなど、おもろい仲間が集まってくる。皆が持ち寄る四方山話は実に新鮮であり、コロナ禍の中、一所懸命に工夫している姿が見え隠れする。

 50カ国以上添乗経験のある女性の話も興味深く、特に航空券とホテルパック商品の激安さには腰を抜かした次第。海外に事務所を構え、コロナ禍にて、出国できない人も居た。因みに、国際線の旅客機ではビジネスクラスが多くなり、エコノミーが無くなる可能性も。

 他のルームも何箇所か訪ねてみたが、圧倒的に若い人たちが多く、起業をした女性の積極姿勢が印象的だった。全く無言のルームもあり、目的を見ると、フォロワー1000件達成のための場所だったり、新規事業への相談などを話し合うところもあった。

 現在、午前4時半を過ぎた頃だが、再び、「Clubhouse」の或る部屋を覗くと、10人ほどが延々と話し合いをしているのである。いつ寝るのかと、人のことは言えないが、熱心な方々が、全体像がまだまだ見えぬ「Clubhouse」について語っていた。

 「Clubhouse」は、TwitterとInstagramと紐付けできるので、今後、どのような連携にて動くのかが楽しみなところでもある。或る人が、「クローズドで講演する場合、レジュメなどの受け渡しができないから、様子見といったところです。」と・・・。

 講演でレジュメを配布するのであれば、事前にPDF又はJPGデータをサーバーにアップして、そのURLをTwitterなりに記述しておけば、簡単にダウンロードができるので、それを聴取者が受け取り、それを見ながら、講演することが可能となるのでは!?

 最後に、そろそろ「Clubhouse」を落ちようかと思った矢先、お二人の男性と遭遇した。筆者の下らない話を聞かせてしまい、2時間が過ぎた。大変申し訳なかったけれども、想定外の「Clubhouse」効果と言えようか。人の繋がりはどこで出来るのか分からない。

 しかし、すこぶる充実した時間だったと、長話を終えて、徹夜明けの早朝からニンマリとする筆者であった。


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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/2/4 12:00 am

「Clubhouse」は、ビッグなSNSになり得るか!?

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 つい1週間前に日本上陸した「Clubhouse」。簡単に言えば、「気楽にチャット」。所謂、ライブ・ポッドキャストのようなものである。ただ、アカウント保有の人から招待がなければ、アプリ(現在、iPhoneのみ対応)をダウンロードしても、「Clubhouse」を楽しむことはできない。

 スタート時点で、ややハードルが高いように見えるが、逆にステータスにもなっているようだ。特に、有名人が開設したルームでは、多くのファンが押し寄せ、まるでラジオのフリートークを聴いているような雰囲気となる。昨夜は、元女子アナやミュージシャンのルームは、可成り混雑していた。

 ルールは簡単で、録音したりメモを取ったりしてはならない決まりのようで、発言者が数人いれば、その他は、手を挙げて発言するところへアップされたり、また、発言しない場合は、自分のマイクをミュートして、リスナーに徹するのがお行儀の良い参加の仕方となる。

 ルームは誰にでも開設できるが、オープン、ソーシャル、クローズドの3つから選択。ソーシャルは自分がフォローしている人のみを対象としたもので、クローズドは招待されなければ入れないルームとなる。時には、オープンルームにて、ワイワイ騒ぐ部屋荒らしも出没すると言う。

 昨夜の「Clubhouse」で目立ったのは、米国の女性(米国在住)が開設した部屋で、映画について英語と日本語で語り合おうと言うものだった。テーマは「トトロ」についてのチャット。途中でコンビニへ夜食を買いに行く人が居たり、スマホの充電で落ちる人も居たりで、人それぞれの生活感も漂ってくる。

 「Clubhouse」は、昨年3月に米国のベンチャー企業が立ち上げたものらしいけれども、何故か、1年近く経った今、このコロナ禍の時期に、突然日本上陸となった。招待制を採ってはいるものの、この数日間で、国内において「Clubhouse」アカウントを取得した人が激増している。

 自分のアカウントを取得すると、更に、知人友人を二人まで招待できるようになっている。スマホの電話番号宛に、SMSで招待するメッセージを送れば、受け取った友人らは、アプリをダウンロードして、直ぐにアクセスが可能となる訳だ。しかし、そのミニハードルのために、招待を鶴首して待つ人たちも多いとか。

 問題なのは、日本上陸したばかりなので、日本語化されておらず、表記は全て英語であり、英語が苦手な人は操作に戸惑ってしまうことになる。よって、操作ボタンなどの質疑応答が延々と続いているルームばかりで、ルームのテーマが吹っ飛んでしまったところも多かった。

 「Clubhouse」の利点は、ZOOMに登場する時のように、ヘアスタイルや服装、そして背景など気にせずに、自分の顔写真のアイコンだけの表示にて、とても気楽に参加できる点である。例えば、台所で大根を切りながら、リスナーとして聞き流しているだけで、立派な参加者になってしまう。

 「Clubhouse」というブランドニューなSNSだが、これから、どのように進化するのか、また、ルールや仕様がどう変わって行くのか定かではないが、確かに、今回の日本上陸において、日本人の反応は、約10年ほど前のTwitterやFacebook、Ustreamと比較しても、賑々しさでは負けてなさそうだ。

 ただ、この「Clubhouse」をビジネスにどう活かすのか、趣味の領域にてどのような使い方がベストなのかは、ルーム開設者次第となるが、「気楽さ」を売りとしている「Clubhouse」なので、ルールを厳守してシンプルに使うことで、暗いコロナ禍の時代に、少しでも光を落としてくれればと願うばかり。

 蛇足ながら、アカウント取得者が急増したために、昨夜のネットのトラフィックもどん詰まり、「Clubhouse」のサーバーも悲鳴をあげていたのは間違いのない事実。途中で、ルームがフリーズして、多数の人たちがキック・アウトされたのだった。

 これから、「Clubhouse」自体がビッグなSNSになり得るには、安心安全且つ安定した環境により運営されるか否かに掛かっているように思えてならない。これはどのSNSでも同じことだが、モラルある利用を、我々がしっかりと実践できるかが重要な鍵となりそうだ。

※「Clubhouse」はTwitterとInstagramを紐付け可能であり、また、Twitterのように不特定多数の方々を自由にフォローすることできる。しかし、余り調子にのると、TwitterやFacebookと同様に制限される事があるので、要注意となる。


▼Apple社のApp Storeより
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文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/2/3 12:00 am

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