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馴れほど、恐ろしいものはない。・・・何故、「ウクライナ疲れ」なんぞ、軽々に言えるのか???

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 2月24日にウクライナ危機が勃発し、世界中の人たちの心に戦慄が走った。目を覆いたくなるような、ロシアによる殺戮の模様が毎日のように報道される。

 結婚間もない最愛のパートナーを喪った人。生まれたばかりの赤子を亡くした母親。家族全員が虐殺され、運良くただ一人生き残り、全身を震わし泣き叫ぶ幼子。皆、涙も枯れてしまったに違いない。

 路上には、拷問を受け、遺棄された遺体が散在している。瓦礫の下に生き埋めとなり、無念にも絶命した何百、何千体もの遺体。国内ネットでは、その惨状描写は制限されているが、海外メディアでは、ダイレクトに伝えた。

 2月下旬から、テレビの報道番組やネットニュースに釘付けとなり、リアルタイム情報を見ては、ロシアの独裁者とその仲間たちの蛮行を、誰も止めることができないというもどかしさに苛まれる毎日であった。

 350年前のピョートル大帝が宿ると豪語するプチ爺さん。漫画のような挙動や下手な演技に喝采を贈る人たちは、何者なのか。しかし、故人ピョートル大帝は、「えらく迷惑な話!キモい!」と激昂しているに違いない。

 身の丈203cm、巨人でイケメンのピョートル大帝とは、似ても似つかぬプチ爺さん。厚顔無恥なる思い込みのオーバーラップ加減は、失笑ものだ。今から、このプチ爺さんを「プチ皇帝」ではなく、「プチ最低」と呼ぶことにした。

 色んな形容の言葉を探してみたが、「狂人」、「異常者」、「連続殺人鬼」、「残虐非道」」、「鬼畜」、「下手な演出家」、「大根役者」、「醜態」、「老害」、「自信過剰」、「ナルシスト」、「ゾンビ」、「時代錯誤」、「貧乏神」、「悪魔の遣い」などの言葉しか浮かばない。

 自分の手を汚すことなく、第三者を脅し、手下の手を汚させ、人殺しを楽しんでいる。毒殺や銃殺による暗殺が、国内外で繰り広げられる。自殺と報道させ、人間を蛆虫同然に葬り去っているのが、現実である。

 人殺しのドンたるプチ爺さんは、いくら国家元首と雖も、その資質もなければ、各国からVIP扱い、厚遇される資格も、必要もない。ただの税金泥棒である。そこを、ロシア国民は気づかねばならないが、プロパガンダに染まった国であるが故に、皆が洗脳の津波に呑み込まれているのが現状だ。

 2月から現在に至り、ウクライナにおけるジェノサイドに震え上がっていた外野席の人間が、最近では「ウクライナ疲れ」という心無い言葉を遣い始めた。数百万人、数千万人のウクライナ国民から、幸せな生活を奪い取るばかりか、惨殺しているのである。そこで、「ウクライナ疲れ」とよく言えたものだ。

 馴れというものは恐ろしいもので、或る程度時間が経てば、脳内の記憶ボックスは満杯となり麻痺してくる。目の前に起こっているものがジェノサイドと分かっていても、「またか!」という程度で、我関せず、三猿(見猿言わ猿聞か猿)になってしまう。残念ながら、他人事として覗き見していたに過ぎないのである。

 家族を拷問、惨殺された人の心の痛みを忘れたのか!?無数の遺体が道路に放置されているのを平然と眺め、「またか!」と言えるのか!?悲しみに打ち拉がれた人たちの立場になって寄り添うことがないから、馴れという思考停止状態に陥ってしまうのだ。

 黒海では、悪魔の手下である泥棒猫が、大量のウクライナの穀物や鉄を盗み、密輸している。これは、歴史的に絶え間なく繰り返されてきた、ロシア流蛮行の定番らしい。何故に、それを止める気骨ある国が周囲にないのか。プチ爺さんは、いつものスーツ姿で、民度高き文民気取りだが、中身は腹黒い悪魔の手下である。

 独裁国家特有の内政干渉という「言葉の盾」で、歴史的に最低最悪の蛮行を正当化する、ロシア。周囲は代理戦争の様相を呈しており、大義名分なき稚拙なプチ爺さんに、右往左往しているに過ぎない。よって、今に至っては、ウクラナイ危機という本題を忘れて、各国元首の一部は、姑息にも、自国の損得のために、下手な芝居を演じ始めたようだ。

 ウクライナで家族を亡くした多くの方々は、目には目を歯には歯をの「ハムラビ法典」の如く、10000人分の仇を取るために、元凶たる者どもを、10000回以上串刺しにしたい気持ちで一杯のはずだ。

 日本も、太平洋戦争直後の東京裁判にて、戦争犯罪人の処刑が行われている。水を打ったように静かな法廷で、判決が言い渡される。戦犯一人一人を立たせ、「Killed by Hung!」という裁判長の声が響き渡る。無条件降伏をした敗戦国として当然の戦犯判決であると、戦勝国側の人間(インドを除く)は平然と眺めていた。

 いつの日か、このウクライナ危機が収束した場合、戦争犯罪としてどのような処分が実行されるのか、注視したい。勿論、侵略戦争を起こし、拷問やらレイプ、そして虐殺は、国家ぐるみの「猟奇的強盗大量殺人事件」として、21世紀の歴史を真っ赤な血で染めたことになる。

 万が一、想定外に懲役刑になったとしても、亡くなった10000人の平均余命をこの先50年とすれば、懲役500000年以上の実刑判決が下されるべきである。それほど重罪であるということだ。しかし、国連の機能不全が曖昧な流れを作り出し、戦争犯罪人を徹底的に叩くことは不可能であろうかと、危惧するばかり。

 絶命した罪なき人たちは、決して、このままでは浮かばれない。苦しみに耐え兼ね死に追いやられても、絶対にプチ爺さんやその仲間たちを許すことはなく、永遠に、残虐者たちの子々孫々へも、地獄の果てまで呪い続けるに違いない。

 最後に、これら残虐者たちに聞きたいことが一つある。「こんな蛮行を繰り返し、幸せなのか!?」と・・・。

 一般的に、人は、日々の暮らしの中で、いろんな人たちとのコミュニケーションを楽しみ、美味しい食べ物を共有したり、旅行やピクニックに出掛けるのが至福の極みなのだが、残虐者の「幸福感」とは一体全体どのようなものなのか、逆立ちしても、理解に苦しむばかりである。

 己に都合の悪い人間を暗殺しなければ、己の安全を確保できないという悪循環。日頃から、取り返しのつかない悪行三昧を繰り返してきたからこそ、ビビリ屋人生を歩まざるを得ない。考えようでは、プチ爺さんもその周辺にいる輩も、実に可哀想な人間!?であろうかと・・・。

 世界中で起きているジェノサイド。我々庶民のささやかなる生活を、虚栄の権力で押し潰し、人を蛆虫同然の扱いをする蛮行は、独裁者の「差別」と「妄想」、「強欲」という、愚かな本能(低脳)に起因している。

 最後に、プチ爺さんのこれから先の人生は、毎晩のように、死霊、生霊から呪われた地獄のような日々を送るという、悍ましくもあり、見窄らしい姿が目に浮かぶ。


ROSE202205-11


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写真・文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/4 12:00 am

子供染みた遣り取りに、うんざり。

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 子供染みた遣り取りに、うんざり。独裁国家の身勝手な論理展開は、論理に非ず。単なる悪行隠蔽の為の猿芝居。

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 毎日報道されている、ウクライナ危機。民主国家側と独裁国家側の子供染みた遣り取りに、うんざりする毎日である。とんでもない屁理屈が独裁国家側から飛び出してくる。可愛い子供の嘘ならば、目を細めて笑って叱るが、独裁爺さんたちの声を聞くだけで、歪な顔相を思い出し、嘔吐を催す。

 民主国家の大凡の考え方は、互いにフィフティ・フィフティで、「正義正論」からスタートする。対して、独裁国家群はご一同様横並びで、「私利私欲」、「悪行隠蔽」、「恫喝」からスタートする。よって、双方が胸筋開いて話し合うなど、初手から成立するはずもなく、不可能としか言いようがない。

 特に目立つのは、偽旗作戦などを含み、原因を捏造しているのは独裁者とその国家。それでも、独裁国家の難癖名言は「原因は相手にあり、我が方は危機的状況である!」と、被害者に成り切っている。犯人が加害者と被害者を摩り替える虚言が、ロシアでは一般的に行われるのかと、民度の低さに失笑するばかり。元々の原因を作った輩の尻拭いを、誰が好んでするものか。

 それも仏頂面した老人ばかりが鎮座している。恥ずかしながら、日本国内も似たところがある。唐突だが、人口ピラミッドが気になり調べてみることに。意外だったが、1940年の日本は美しいピラミッド型であり、若い人たちが沢山いた。ところが1945年の太平洋戦争終結の年となれば、男性の20代、30代が激減している。それは、無念の戦死者の数が影響している。

 しかし、1945年を境に、日本の人口ピラミッドの形は、美しい姿から、現在に至るまで、じわじわと頭でっかちの壺形に変形し、高齢者(団塊の世代)層が膨らみ、若年層が激減し、壺の底となっている。ただ、人口ピラミッドの移り変わりのライン形状は、男女共に自然なベジェ曲線を描いている。

 ところが、ウクライナ侵略を続けているロシアは、ベジェ曲線ではなく、ジャギーのようにギザギザと不自然な人口増減を示し、歪な線を描く。これは、幾たびもの戦争により、戦争に送り込まれた若き兵士の多くが戦死、更に、無意味な戦争を繰り返すことで、歪な線となっている。因みに、ロシア男性の平均寿命が68歳と短命であるが、現在、世界に剣を振り回している独裁者たちは、皆、その平均値を若干超えている老人ばかりである。

 人口が、特に若年層の人口が激減すると、老害ばかりが蔓延し、近未来の国自体が虚弱体質となってしまうのは間違いのない事実。若者を兵隊アリのように最前線に送り込み、その死に対する扱いも酷いもので、尊厳の気持ちなど皆無の状態。

 最終的には、人間を物同然に使い捨ててしまった独裁者及びその仲間には、天罰が下り、閻魔大王に舌を抜かれた後に、血の池地獄送りの運命となるに違いない。いや、それ以上の厳しい天罰が下ったとしても、無念の戦死を遂げた若者たちの両親、祖父母、兄弟姉妹、友人たちの心が晴れる日は一生訪れることはない・・・。

Save Ukraine !!!!!
ROSE202205-11


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/5/15 12:00 am

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