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食事は米で決まる・・・

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 日々取材ランチに悩むことが多いが、和食、サンドイッチ、西洋料理、中国料理をローテーションを組む中で、結局、落ち着くのは「米」になってしまう。パン類も大好きだが、夜食には熱々のお茶漬けが一番。

 昨日の取材ランチはダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)のカレーランチ(ビーフカレー)とし、一昨日は、Foody One(鶴屋百貨店)のカツ丼、その前日は同店の具沢山太巻きだった。

 しかし、上のランチの具材が如何に豪華でも、米が不味ければ全てがダメになる。米と言えば「おにぎり」。母が丼一杯のご飯で「ジャンボおにぎり(具が3種)」を握り、大きな四角い海苔2枚で包んだものを思い出す。

 あくまでも私見であるが、米粒は一粒が大きいものより、小粒で重みのある米が好みである。先日、熊本県北部の菊鹿米を頂いたが、山間部の清流に育まれた米は小粒で艶があった。有名なコシヒカリにも勝るとも劣らぬほどであった。

 以下写真は、京料理「えのきぞの」のコース料理であるが、最後の食事の〆が「土鍋焚き立てご飯」である。ご覧のように、焚き上がったばかりのご飯を頬張る瞬間、その旨さに唸ってしまう。喉越し良く、至福の極みとなる。

 ミシュラン・ガイドでも世界的なグルメ王国は日本(ベスト3に、東京と京都が入っている)であることは周知の事実だが、それだけ日本人の味覚は、長年の間、四季の旬の食材によって育まれたものだろうと思われる。

 しかし、地球規模の温暖化が美しい日本の四季を濁し始めているようで、30年後の家庭の食卓に出される食材が現在のものとは全く異なるものに変わるのではないかと、危惧している今日この頃である。

 
▼京料理「えのきぞの」名物の土鍋焚き立てご飯
 https://www.dandl.co.jp/enokizono/Link
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▼京料理「えのきぞの」榎園豊成料理長
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▼京料理「えのきぞの」人気コース料理
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生

                 


  • posted by Chikao Nishida at 2020/10/23 12:00 am

心温まる、料理の話・・・

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 つい最近、幼友達が息子さんと二人で、京料理「えのきぞの」(料理長 榎園豊成さん)を訪ねてくれた。

▼京料理「えのきぞの」公式WEBサイト(定休日:月曜日)」
 https://www.dandl.co.jp/enokizono/Link

 当社(ロゼッタストーンWEBサイト)の記事を何度も見て、気になっていたと言う。現在、県外に住んでいるが、三密を避けて、同店人気ランチコース「雅」を食したという。食後に、息子さんが「優しい時間を過ごせる、ほっとするような料理だった。」と、嬉しいコメント。

 また、実家にいる高齢の母親について、「お惣菜を母に持って帰りたいのですが、柔らかいものしか食べられないのですけど!」と聞くと、「直ぐに用意します!」と同料理長が応じ、テイクアウト用に(1)惣菜の盛り合わせ、(2)カニクリームコロッケを作ってくれたのだった。

 実家に戻り、テイクアウトしたものを、その日の夕食で母親の膳に出すと、「これは、何ね。梨の白和えかな。柿も入っとるよ。秋の味だね。柔くておいしかねー。」と二人で遣り取り。自宅で一流の料理を美味しく食べている母親を見て、涙が出るほど嬉しかったとメッセージが送られてきた。

 紹介した者としては、この上ない素敵なストーリーであり、こちらの方の胸が熱くなった。実は、そのお母さんから、筆者が幼い頃に随分世話になっていたのである。深夜に知人から電話があり、その話をすると「とてもいい話ですよね。胸にグッと来ました。」と、感動してくれたのだった。

 「食」は命をつなぐ大切なもの。筆者は、コンサル業の中でも、特に「ホテル文化と食文化」に力を入れており、「人生において忘れられぬ料理」とは何ぞやと、日々自問自答している次第。時折、瞑想していると、幼い頃から現在まで、色んな料理が飛び出してくる。

 例えば、魚釣りの時に母が作ってくれた「どでかい三色おにぎり2個」。誕生会の定番だった母の「手作りカレー」。父が作ってくれた「焼きパンと牛肉入り牛乳スープ(モンゴル風)」。最近では、熊本ホテルキャッスルで食した多種多様のメニュー。更には、同店の「茶懐石」、そして水前寺東濱屋の「極上うな重」と・・・。

 美味しい料理を食べると、すこぶる元気になる。「今、食べたい!」と思い浮かんだものをタイミング良く食せば、至福の極みとなる訳だ。

 今回、幼友達の親孝行ぶりを見ていると、感心するばかりとなる。筆者の場合は、既に両親は他界しているので、「想い出の料理」だけが記憶の箱に収まっているけれども、可能であれば、両親が元気な内に、少しでも孝行しておけば良かったと、猛省するのであった。


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文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2020/10/6 12:00 am

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