ロゼッタストーン東京ARTブログ

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繕い

つい最近のことですが、掛け接ぎで修復されたマフラーを見せていただく機会がありました。

「ここに、ぽっかり穴があいていたんだけどね...。」と、指をさして見せてくださったものの、

どんなに目を凝らしても、一体どこにそんな穴があったのだか、さっぱり分からないのです..。

まるで何事も無かったように、買った時と同じマフラーの姿になって、

持ち主の方を暖かく包んでいました。

その方の嬉しそうな表情を見た時、掛け接ぎの職人さんは、マフラーだけでなく、

ものを大切に扱う人の心も繕ってくれたんだな、と思いました。

何かを創り上げる仕事と同じように、誰かの大切なものを「元の形に戻す」技術も、

また、人の心を暖めてくれますね。

誰かを幸せにする仕事をしている人は、本当に偉大です。




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先日、近所の輸入雑貨店で出会った、可愛らしいデザインの待ち針と、

スワンを型取った銀製のピンクッション。

こんな素敵な道具があったら、

まあ、掛け接ぎとまではいかなくても、お裁縫が楽しくなりそうですね★

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posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/2/9 03:37 pm  

白い贈り物

大人たちは、せっせと雪かきをして
人が通れる通路をこしらえたのだけれど、
子供たちは、わざわざ、スケートリンクのようにカチカチに凍った雪の上を歩いています。
転んで尻餅をついても、皺くちゃの笑顔で起き上がって...。


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雪の日、大好きなマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本「ちいさな もみのき」を思い出しました。
バーバラ・クーニーの挿絵も、とても綺麗です。

雪の楽しみ方は、子供たちに教えてもらいましょう★

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posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/1/19 09:37 pm  

星の夜

ほんのちょっとだけ、私の童心は、今夜この街が銀色の雪に包まれることを夢見ていました。

日も暮れて、透き通った夜空には、明るい星が輝きはじめています。


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また寒い夜が訪れました。

でも、冬の寒さは、誰かの心を暖める優しさを教えてくれているのかもしれませんね★


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posted by ロゼッタストーン東京ART at 2012/12/24 07:02 pm