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本当のことを伝えると、嫌われる。

▼写真はイメージ:癒しのデザート
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 ロゼッタストーンの会員へSNS(Facebook)を一斉に推奨したのは、2010年1月だった。既に7年が経過したことになる。

 無償で手軽に使えるSNSと公式サイトの連動、そしてモラルについては、諄いほどに話をして来たので、使用法を間違ったり、勘違いする会員は皆無である。20年以上も前になるが、1995年にネット事業に着手し、熊本県内初のサイトを開設した時も、ネチケットについて全会員へ口が酸っぱくなるほど話をしたことを思い出す。

 しかしながら、以前、或る人(勿論会員ではない)へ「本当のこと」を伝えると、賛同されるというよりも、敬遠されたり、嫌悪感を持たれる方が多かった。「折角楽しんでいるのを邪魔するな!」と言わんばかりの反発だが、ここ数年を振り返ってみても、筆者の読み通りになっていることに、苦笑せざるを得ない。

 考え方や受け止め方は人それぞれなので、それはそれで構わない。しかしながら、何事にも限度というものがあり、下手をすれば事件事故を引き起こしたり、巻き込まれたりすることになる。よって、助言を理解できない人たちは、痛い目にあって初めてその恐ろしさを知ることになる。されど、以前、筆者がアドバイスしたことへの感謝の念など一切ない。勝手なものだ。

 できの悪い人間というのは身勝手で、都合が悪ければ、すぐ蓋をしたり、逃げたりする。都合が良ければ、しゃしゃり出る。こちらが好意を持ってアドバイスすることへ矛先を向けては、敵意を剥き出しにする人もいる。とんでもない思考回路をお持ちなのだろうと・・・。ペットのワンチャンよりも、ずっと聴き分けがない。

 SNSや個人ブログで目立つのは、他人様に知らせる必要もないことを、連綿と毎日書き綴るような大馬鹿者である。個人情報流出や悪用が話題になっている現在、無知で浅はかで逆行する行為と言うしかない。子供の合格発表や学校部活での活躍風景、記念日に貰ったプレゼント、何かの公印付きの賞状など・・・誰も興味があるはずもなく、その脇の甘さと稚拙さには、閉口するほかはない。

 特に、会社や団体、その他の看板を背負っている人間は、絶対にSNSで墓穴を掘るようなことをしてはならない。看板を傷つけるのは間違いないが、それが会社であれば、会社のイメージダウン、全社員にも多大なる支障が出て来る訳だ。「個人でやってるんだから、勝手だろ!」と文句を言う人間も確かにいる。「だったら、さっさと勤務先を辞めて勝手にやってくれ!」と言いたくなる。

 また、SNSで一番恐れていることは、特に、個人が特定がなされるFacebookなどは、ストーカーの温床となっている点をしっかりと把握しておく必要がある。何処の誰が何をした・・・検索するだけで、ストーカーやスパイ活動大好き人間の手元の画面には、ご丁寧にも、一瞬間で個人情報を提供、暴露することになる。何と愚かなことかと。しかし、SNS症候群に蝕まれている人間が気づくはずもない。

 「誰と誰が繋がっている。だったら、あいつに嘘の情報を流せば、邪魔ができるわい!」とニヤリと笑うネットの悪魔が必ず近くに存在する。そこで、SNS大好き人間は恰好の餌食となるのだが、稚拙さが邪魔して、どんどん怖い怖いトンネルへと突っ込んでしまうのだ。

 筆者は、嫌われても構わないので、これからも「本当のこと」をしっかりと皆に伝えて行きたいと考える次第。特に、事件事故の可能性の高いものに関しては、間髪を入れず、苦言を呈したいと。振り返れば、今まで何十人もの人間が、SNSの見えざる手に引き込まれ、大切な1回きりの人生を無駄にしている。何とも情けなや、である。

 蛇足だが、元々デジタルに弱い熟年層のSNSユーザーは、一度、自分の背中をご覧いただければと!・・すこぶる恥ずかしいことを、繰り広げられている可能性が高いはずだ。


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 http://www.dandl.co.jp/Link

             

  • posted by Chikao Nishida at 2017/3/22 12:10 am

デジタルに侵された現在

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 便利すぎるもの、無償のものには、厄介な尻尾がついて来る。

 SNSやゲームなどは、リアルな世界の対岸にあるバーチャルな世界。その狭間において、麻薬中毒患者のように、24時間デジタル世界を徘徊する人間が急増している「今」を検証すれば、似非情報が正当化されたり、毒ある情報に振り回されたり、詐欺商法や催眠商法の餌食となったり、戦慄さえ覚えるほどの「狂った時代」となっている。

 反面、法的には個人情報保護のために、様々な制限や罰則を加えてはいるものの、それを無視して、自らの個人情報漏洩を加速させているような、脇の甘い人間も多い。よって、ストーカ被害やその他事件事故に巻き込まれる可能性が高まっているのが実情だ。

 SNSを介してビジネスチャンスや素敵な出逢いがあれば、それは推奨するに価する。しかしながら、その殆どが、価値のない「緩い関係」だけを助長させ、FACE TO FACEを大前提とした揺るぎのない信頼関係を構築するには、価値なきものの方が圧倒的に多い。

 その国の文化レベルの指標の一つに、精神文化というものがある。その精神文化の淀みや低迷が、今の日本人の姿ではなかろうかと、常々、危惧している次第。

 不惑の歳を過ぎても、子供じみた挙動を曝け出している人も居る。良く言えば、単に「若い」、「面白い」という事になろうけれども、この国の将来を背負って行くには、あまりに頼り甲斐のない人間である。

 高学歴で有名大学や一流企業にいるから頭脳明晰な人間ということではなく、よって、教科書に即して成績が良いというのが、そのまま楽して精神文化の高い人間にはなり得ない。

 逆に、一般的な常識人と比較すれば、思考回路に偏りがあったり、稚拙極まりない挙動が見られたり、屁理屈の上に屁理屈をこねるような、お粗末な言動もよく耳に入ってくる。

 今の世の中で欠落しているのは、「真善美」である。安直だが、それら3文字の反語を並べてみると「偽悪醜」となる。価値の概念において、何のフィルタルングもなく「偽」、「悪」、「醜」が罷り通るとなれば、世も末の状況以外の何ものでもない。

 嘘偽りの世の中では、信頼関係など皆無となる。悪行三昧が横行する世の中には幸福など存在しない。醜態だらけの世の中ではさもしい人間ばかりが徘徊する。・・・

 SNSが「流行」だと言えば、確かに聞こえはいい。しかし、「流行」だから、全てが正しいベクトルを持ち合わせている訳ではない。例えば、欧米から発信されているものは、下手をすると、或るデバイス、或るネットシステム、或るバーチャルワールドを介して、知らず識らずの内に、脆弱かつ劣悪な精神文化の国民の多くが「洗脳」されてしまっているのではないかと・・・。

 20世紀のOS戦争で惨敗した日本は、WINDOWSマシンというハードをしゃかりき作るばかりで、最終的には箱屋で終わってしまった。スマホも同様に純日本製のOSも皆無の状態であり、他国のOSや仕様に右へ倣えで、日本独自のオリジナリティなど、全く見ることができない。

 SNSも同様に、殆どが他国の開発によるもの。TwitterやFacebook等、特に欧米の指揮監督の下に、我々は操り人形のように、ギクシャク、ジタバタしているに過ぎないのである。

 確かに、日本は世界第3位の経済大国かもしれない。しかし、それは表皮の部分であって、真実は、長い歴史の中で、肉を切られ、骨まで断たれてしまった属国のように思えて仕方ないのである。

 畢竟、デジタルは単なるツールとして、アナログ思考を重視した上で、一歩二歩下がって、自らのライフスタイルを客観的に検証し、正しい活用法を見出すことが先決ではなかろうかと考える次第。

 決して、操り操られる負のスパイラルに入り込まぬよう願いたい。・・・江戸川乱歩著「鏡地獄」のような世界に嵌らぬように!


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▼先見塾公式サイト
 http://www.senkenjyuku.com/Link

               

  • posted by Chikao Nishida at 2016/7/26 12:00 am

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