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食の喜びと健康維持

▼熊本ホテルキャッスル九曜杏でオーダーした、三原食「生彩」 ハンバーグバージョン

hamburg



 今年三月に、生まれて初めて1か月で4キロも痩せた。・・・父の急死に直面し、独身であるが故に、孤独の中で色んな障壁にぶつかり、そのストレスなのか、全く食欲もなくなり、あっと言う間に激痩せしたのだった。結局、2ヶ月ほどで、6キロほど痩せたようだ。

 その時思ったのが、食の大切さ。・・・父の介護食を作りながら、毎日の献立をどうするかだけでも、仕事の合間に頭を痛めながらやっていたのだが・・・。今日の昼を麺中心にして、夕食はおじやを。また、翌日はパンを買ってきて、目玉焼きとベーコン、ホットミルク。・・・介護食カレンダーを自作して、食が細くなった老人でも飽きが来ないようにと、孤軍奮闘していた一年だった。

 思い起こせば、18年前に他界した母親が、何十年もの間、毎日フットワーク良く旨い料理を作り、家族に振る舞っていたのを考えると、筆者にとって到底真似ができぬほどの企画力及び重労働でもあり、この一年間、そのストレスが爆発寸前まで溜まって行ったのは確かだった。

 ある程度、父親の後片付けや処理を終え、ゴールデンウィーク過ぎから、真剣に体調を戻そうと、食欲を増進させるべく、自分の精神と肉体がやっと外へと動き出した。・・・熊本ホテルキャッスルのレストランや、鰻の老舗 水前寺東濱屋、その他レストランや食堂のローテーションを決めて、出来るだけバランスの良いメニューを選び、ただひたすら体力を付けるために傾注したのである。

 一番足を多く運ぶのは、筆者のオフィスから近く、安心安全な食材を提供する熊本ホテルキャッスルとなるのは当然の事。同ホテルには、1階にダイニングキッチン九曜杏、地階に四川料理 桃花源、11階にフレンチレストランのトゥール ド シャトーがある。その中でも、九曜杏は和洋の料理がオーダーでき、また、仕事の打ち合わせも可能なので、必然的にそのレストランでの食事が圧倒的に多くなるのである。

 最近、マイブームとなっているのが、筆者命名の三原食「生彩(SEISAI)」。昨日は九曜杏の料理長に、写真上のような旬の野菜と果物とハンバーグ200グラムを頼んだ。ナイフで切ると、透明な肉汁がどっと流れ出てくる。何も付けずにそのまま食したり、また、デミグラスソースを付けたりして、その変化を楽しませて頂いた。

 彩り良く、マッシュポテトをベースに飾り付けた旬の野菜と果物は、単なる料理の域を脱して、アートな世界を創り出している。野菜は、ヤングコーン、スナップエンドウ、スウィートポテト、ブロッコリー、パプリカ、キュウリ、グリーンアスパラ、ホワイトアスパラ。果物は、苺、柿、メロン。無理を言って、その場で準備出来るもの全てを盛り付けたものだが・・・これだけのものを自宅で食すとなると、とんでもない金額になってしまう。

 精神的なストレスから、人は簡単に病に伏せてしまうのを体験した筆者だが、その激痩せ、精神的な凹み、腰痛などから救ってくれたホテルやレストランの料理たち。日々、一つ残さず、しっかりと感謝の念をもって食させて頂いている。一つ一つの食材にも、心から感謝の意を表し、それらの味を楽しませて頂いているのだ。

 蛇足だが、仕事柄深夜になる事もしばしば。上の量を夕食で食したけれども、この時間ともなると腹の虫がグルグルと鳴り出すのである。・・・夜食が欲しい!!!・・・よって、胃腸に優しい粥を考えてみた。ズワイガニ、卵で粥のベースを作り、さっと塩とごま油を掛け、桃花源から入手した、豆腐よう(唐芙蓉)と山椒の醤油漬け、葱をトッピングして、胃袋に流し込む。・・・ホッとした今がある。(笑)


▼中華粥風おじや(夜食)
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/2 01:23 am

シェフランチ、何と1300円なり♪

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 遅めのランチ・・・悩んだ挙げ句、気付いたら熊本ホテルキャッスル1階にあるダイニングキッチン九曜杏のカウンター席(喫煙席)に座っていた。ネットで気象庁やECMWFの予報を覗き込むと、台風も思ったよりも東へ倒れたようなので、九州への直撃は避けられたかと、胸を撫で下ろしたのだった。

 さてさて、久し振りのシェフランチ。今日は赤魚、牡蛎、海老のフライにタルタルソース・・・野菜サラダ、アミューズありの、ご飯、珈琲、そしてデザート付き・・・で、1300円(税・サービス込の料金)とはこれ如何に!?って、お得なランチだなと・・・しばらく眺めていたのだった。

 先見塾では、「シティホテルの利用法」について話をよくするが、ホテルの利用を上手く出来るようになると、あちこちランダムに食べ歩くよりも、時間や経費の節約にも繋がる訳だ。極端な話、傘もレインブーツも何も要らない。シャツ一枚で年中過ごせる「楽園」といったところであろうか。

 ついでに、ここでホテルステイの話をしておこう。

 信頼のおけるホテルとお友達になるのが先決。それも一過性で数万円もする豪華料理を一度、二度食したからと言っても、それだけで客としての信頼度が高くなるはずはない。サービス業の原点をしっかり学んでいるホテルスタッフとの対話も重要な時間の過ごし方でもあり、勿論、ホテル全体と長きに亘るお付き合いありきで、素敵なリレーションシップがじわじわと育って来るのである。

 大きなパーティーを一度、二度したからと言っても、常連客には成り得ない。結婚式を盛大に挙げたと言っても、同じ事である。自分のライフスタイルの中にホテルを入れ込むことは、かなり散財するような誤解を与えがちだが、逆に、安心安全な環境下で仕事やプライベートでの語らいを楽しめるのは、シティーホテル、リゾートホテルが一番ではなかろうかと考える次第。

 ランチタイムを見ると、壮年から老年の女性客が圧倒的に多い。土日となるとファミリーや若い女性が、レストランホールの椅子席を埋め尽くしている。ウィークデイのビジネスマンや男性客が少ないのが若干気になる筆者だが、もっとホテルというパブリックスペースで、ホテルマナーを学びながら、自分の所作を磨いてみると、また違った世界観が芽生えてくるのではなかろうか!!


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/24 04:15 pm

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