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穏やかな、普賢岳。

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 雲仙普賢岳が、平成二年の大火砕流により、多くの死傷者や行方不明者が出したことは記憶に新しいと思っていたが、既に4分の一世紀以上が経っていることが信じられない。その年の10月1日に、筆者がディー・アンド・エルリサーチ(株)を立ち上げたこともあって、その記憶が鮮やかに蘇るのかも知れない。

 今回、熊本市河内町の山手から普賢岳を撮影することにした。準備不足で超望遠レンズ600mmは持参しなかったけれども、70mm-200mmの望遠レンズで、何とかその姿を捉えたのだった。あの火砕流の惨劇の場となった普賢岳とは思えないほど、穏やかな表情で、有明海を挟んでこちらを向いていた。波も静かで、あと2時間半ほどでサンセットを迎える頃である。

 薄暮というか、浅いトーンの色合いなり、大きな湖に浮かぶ火山島のようで、雲のかかり具合などを見ていると、ジュラシックパークにでも足を踏み入れたような錯覚に陥った。自然はこの上なく美しい表情を見せるのが常ではあるが、時には、その牙をむくこともある。このように大人しく静かな普賢岳をまじまじと見たのは初めてのこと。

 これからも、何事もなく、有明の海を静かに見守ってもらいたいと願うばかりである。台風16号も、18日頃、九州に近づいてくるようだが、どうか、普賢岳が追いやってもらえればと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/9/15 12:00 am

水位が戻った、水前寺成趣園。

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 熊本地震で枯れ掛かった水前寺成趣園。一昨日、足を運び、水位が元に戻り、外国人観光客が大勢訪れているのを見て、安堵したのだった。

 地面を見ると、無数の小さな穴があり、その穴からセミの幼虫が這い上がり、木の高いところまで幹を登り成虫となっている。アブラゼミが多いようだ。また、水面では無数のトンボが飛んでいた。鳥は白鷺が1羽いただけで、ほとんどは鳩ばかり。・・・思ったよりも、賑々しい園内だったので、一周歩くこともなく、現地の写真屋さんと立ち話をして、最後に、古今伝授の間に立ち寄った。

 海外からの観光客は自撮り棒を持ち歩き、各所各所で立ち止まり、いろんなポーズを取っている。それからINSTAGRAMなどのSNSに投稿するのだろうか!?ほとんどがアジア系の人たちだが、挨拶することもなく通り過ぎて行く。

 欧米人のツアー客は、必ず、にこやかに会釈や挨拶をしてくる。先般、熊本城でイギリスからの家族に出逢った時、互いに挨拶を交わし、立ち話をして通り過ぎて行った。・・・単なる観光やグルメも良いけれども、折角熊本に立ち寄っていただくのであれば、熊本の水、土、空気の匂い、そして地元の人間を知ってもらいたいと・・・。

 
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/6 12:36 am

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