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ソーシャル・ディスタンスの徹底を!

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 飲料をコンビニに買いに行き、レジ前で並んでいると、後ろの人たちがイライラしているのか距離を詰めてくる。新型コロナウイルス感染を防ぐための「ソーシャル・ディスタンス」の意識が全く無い。振り返ると、マスクもしていない。

 公園に行けば、子供たちを引き連れたママ友や犬友たちが、いつものルーチンワークのように群がっている。住宅街の公道では、輪になっての井戸端会議。マスクも付けずに、大声で喋りまくっている老人たち。それも、長時間騒ぎまくっている。

 その他、気になるのは、ATMやドアノブ、メニューなど、多くの人たちが素手で触るところが、汚れている。手元からティッシュを取り出して、できるだけ直接触れぬようにしているが、タッチパネルだけは、なかなか上手く動かない。

 或る日の事、某店で、ティッシュにアルコールを含ませて、メニューを拭いてみた。真っ黒な手垢が付着していた。このご時世、全く危機管理ができてない事に驚きの色を隠し切れない。更に、店員が素手で触り、汚い手で料理をサーブするのである。

 又、ある時、料理がのっかった皿がサーブされてきた。黒っぽい皿の縁に、数カ所に指紋がベタベタ付いていた。黒い皿なので、余計に目立つのだが、これはアウトだろうと思い、即座に厳しく指摘したのだった。しかし、指摘した方が逆恨みされてしまう始末。

 某レストランに毎週やってくる老人三人組。毎回の事、大声で喋りまくり、食べたり呑んだり。常連客だろうけれども、品がない。そして、必ず酒が過ぎると大きなクシャミの連続。ハンカチで口を押さもせずして、飛沫を撒き散らす。絶句ものである。

 世界中で、新型コロナウイルス感染で毎日多くの死者が出ているにも関わらず、「対岸の火事」と思っているのか、危機感のない人たちが市中を徘徊している。「民度の低さ」と言えばそれまでだが、自分の命が大切ならば、「足元の火事」として自重して欲しい。

 昨日、消毒薬が不足しており、アルコールの度数の高いウォッカを、特例として代替品として認めるとのニュースが流れていた。まさしく、戦時中のようである。直ぐにネットで調べてみると、96度のウォッカなどは既に品薄となっており、値段も高くなっている。

 マスクもウォッカも何もかも足りない状況の中で、全国民が冷静さを失い、大混乱となっている。しかしながら、商売最優先の「守銭奴」たちがにわかに湧いてきて、ネット上でボッタクリ商法で動き回っている。日本人精神文化もここまで落ちたものかと・・・。


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文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2020/4/14 04:15 am

コンビニのトイレ問題・・・

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 再び「民度」の話になるが、今回は、コンビニのトイレ利用について触れてみたい。

 同じフランチャイズのコンビニと言えども、トイレやその他施設が小綺麗なところは、ゆとりのある女性客が多いように思える。それも、ワンコインならず、ある程度の品物を物色しては、しっかりとお金を落とす上客である。

 ところが、昔の東南アジアの国際空港や国内駅前の公衆トイレ以上に汚いトイレのコンビニもよく見掛ける。コンビニオーナーが一番頭を痛めているところであろうが、担当スタッフによっても、トイレの清掃はバラバラで波がある。

 されど、コンビニのトイレの善し悪しは、その客の利用の仕方に左右される。酷いところは、トイレットペーパーの切れ端が足元に散らかっているところ、用を済ませた後に流していないもの、トイレットペーパーが盗まれて無いところ、エアタオルの受け皿に汚水が溜まっているところなど・・・見るに耐えないコンビニのトイレがある。(即、二度と行かないリストに入る!)

 欧米では、トイレ確認のためのドアノックは2回というのが常識だ。しかし、ドアノブに赤の「IN」が示されているにも関わらず、ドアが壊れるほど何度もドンドンと叩いたり、足で蹴ったりする阿保がいる。多分に、自宅や仕事場でも同様に、デリカシーの無さで通用しているのだろうが、これこそ「民度」の低さを露呈しているに過ぎない。(女性にモテない男の典型)

 先般、某コンビニのオーナーと30分ほど話をしたのだった。「色々と規制的な文言を掲示すると、今の世の中は、即SNSで炎上するじゃないですか!だから、本当に頭を痛めているんですよ。トイレットペーパーを盗む人もいれば、便座の蓋を全部上げずに、中蓋の上から「小」をしては、便座を汚す男性もいます。想像を絶しますよ。」と。

 熊本地震直後のコンビニでのトラブルは筆舌に尽くし難いほど、とにかく酷いものだった。「民度」の底辺を彷徨う人間がこれほどいるのかと驚くばかりである。また、大声を上げ恫喝し、数量制限のペットボトルの水を箱ごと全部持ち去った輩もいたと言う。日本という国は、とんでもない国に成り下がったものだと、耳を疑った。

 礼節も規律もなければ、感謝の意もない。デリカシーなんぞ、言葉の意味さえ知らぬ「民度」の低い人間も多々いることになる。コンビニのレジで並んで、後ろからイライラ感をヤマアラシのような形相で放つ輩もいる。・・・正直なところ、訳が分からない。

 己が最優先で、他人のことなどどうでも良いのであろうか。これじゃ、良い仕事に恵まれるはずもなく、既に、社会で落ちこぼれ、柄の悪さだけに磨きが掛かっているだけの話となる。経済的な貧富の差というよりも、心の貧富の差がナイヤガラの滝ほどに落差が大きくなっている。

 畢竟、公衆トイレやホテル、コンビニ、ガソリンスタンドなどのトイレを如何に美しく利用するかが、「民度」の査定基準の一つとなる。「誰も見ていないから、どうでもいい!」と、周囲の他人の物を荒々しく扱う。汚れようが壊れようが関係ないようだが、もし、その本人の車に小石が当たったとすると、形相を変えて激昂するに違いない。

 日本人精神文化のレベルが、想定外に低空飛行しているように思えて仕方がない、今日この頃である・・・。

 蛇足だが、ここ数年後には国内の公衆トイレも、コンビニトイレも有料化(コンビニで買い物をしない客対象)される可能性もありはしないかと。

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  • posted by Chikao Nishida at 2018/8/2 12:00 am

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