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管理側の「ど田舎ローカルスタンダード」

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 昭和の会社組織を眺めていると、大きく分けて、管理側(役員)と中間管理職、そしてスタッフの三層ピラミッド構造になっている。

 ここで問題なのは、特に田舎の会社では、管理側の能力(企画力・客動員・情報発信ノウハウ)の無さを、職位に託けて、中間管理職やスタッフに丸投げ、責任転嫁するところが多いと言う点である。これぞ、ど田舎ローカルスタンダード。恥ずかしさの境界線をとうに逸脱している。

 「我々は役員であり、背広族だ。対外的に会社の代表格として、他の社員とは身分が違う。どれどれ、あの部署がどの程度動いているのか様子を伺ってみるか。あの、セクションの長は間抜けで能無しだ。あいつが実績を出さなければ、左遷でもしようか!」という悪代官ばかりだ。

 側から見ていると、その役員たちが無能なだけで、そこに働く中間管理職やスタッフに、有能な人間がわんさといる。しかし、出来の悪い輩は、自らの無能さを職位で覆い隠し、日頃から、危機感もなく、エクセルの表に出てくる売上だけを指摘して、全てを社員の責任としてなすり付ける。

 優良企業であれば、まず、役員一同は、有能なブレインが勢揃い。弱点を突ける隙もなく、きちっと筋の通った経営に徹している。そして、社員の大失態があったとしても、直接の上司や役員が、全ての重責を負うのである。だから、若手から素晴らしい人材が育ってくることになる。

 某市の或るホテルの様子を伺うと、危機感のない役員がうろちょろしている。中には、神がかり神頼みで、毎日神社へ御百度参りのように通い詰めている人物もいる。時には、車で営業をしているように見せ掛けて、サウナで一日中サボっている役員もいるようだ。(目撃者多数)

 本来ならば、監査役、社外取締役や株主がしっかりとしなければならず、自浄作用のない環境下の腐った管理側を放置していては、このコロナ禍で、空中分解を引き起こす可能性が高いのではないかと危惧する次第。管理側の全てが「取締られ役」なのだろうと、失笑するばかりである。

 日々危機感を持つスタッフたちと、危機感のない管理側。ナイアガラの滝のような落差のある逆転の構造。これが、ど田舎のローカルスタンダードであり、腐った組織の俯瞰図となる。このヘドロのような澱みは、バブルを経験してきた昭和族では、改善の余地なしと言っても過言ではなさそうだ。


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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/10 12:00 am

「職位」を履き違える愚か者・・・

▼記事内容と写真は関係ありません

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 「職位」の語義としては、「組織における仕事上の地位」が一般的であり、「権限」や「責任」というようなポジションとなる。

 「職位」を得た者の殆どは、無意識の内に「地位」に重きを置き、「責任」よりも「権限」に走る愚か者が多い。単なる「履き違え」なのか、「無知」なのか分からないが、地方の中小企業では、「職位の濫用」が当然の如く罷り通る。

 「責任」については、饒舌による「責任転嫁」という切り札で、「責」を部下に押しつけ免れる上司が多い。「権限」については、無知な者は「越権行為」へ暴走したり、部下に対してピンポイント攻撃(虐め)を仕掛ける輩もいる。

 このような「職位の濫用」を常とする上司が多いところは、元々、企業としては独裁者による「恐怖政治」が横行していた処である。それは、自然発生のように、伝統的な「パワハラ」、「セクハラ」の巣窟として、日常的に麻痺している状態だ。

 独裁者の身勝手極まりない采配が、異論なく履行され、長期にわたり、有能かつ将来有望視された社員の多くが、次から次へと潰されて行く。それは、被害者として沈黙を守り続ける「サイレント・マジョリティ」と言われる人たちとなる。

 近頃、色んな方々からの相談を聞くと、「職位の濫用」として、上司による「嫌がらせ」、「難癖」、「ピンポイント攻撃」、「理不尽な命令」、「社内的業務妨害」などなど、すこぶる心無い上司の愚行の実態が浮き彫りとなってくる。

 よって、「実力」も「能力」もない人間が、忖度により「職位」を得たとなると、始末に負えない。「無知」であるが故に、その「愚行」は際限なく続けられることになるが、愚か者は己の「愚行」には全く気づく様子もない。

 常に「上から目線」で高圧的に罵言を発し、部下に対しては「威嚇」、「脅迫」とも取られるような「愚行」のオンパレード。度が過ぎると、その行為は、「ルーチンワーク」となり、「自己満足世界」のドラッグに化してしまうのだ。

 しかしながら、いずれは、「パワハラ」は勿論のこと、社内コンプライアンス規定に抵触するような「愚行」が暴露されるのは必至。最終的には、忖度により得た「職位」を完全に失ってしまう事になるのだが、今の時代であれば尚更の事・・・。


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文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2019/12/13 02:42 am

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