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鞠智城散策・・・突如、モデル現る!!

▼モデル写真は、NIKON D800+NIKON Dfで撮影。

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 昨日は一日中ややくすんだ天候だったが、日差しは真夏のように強く痛かった。

 実は、昨日の目的は、リコーの「THETA」という、360度撮影可能なカメラの実験をすることだった。よって、2台の一眼レフを持って、阿蘇方面に車を走らせたのだが、三連休の二日目とあって、車は全然動かない。

 急遽、左折して渋滞を回避し、行き先を菊池、山鹿方面に変更した。三連休にも関わらず菊池周辺を走っていても、道はスカスカの状態。先ずは、鞠智城→石のかざぐるま→八千代座→山鹿市立博物館周辺→熊本県立装飾古墳館→江田船山古墳などが頭を過ったのである。

 しかし、車外は眩しいほどの太陽光が射しているので、先ずは腹ごしらえをするために、鞠智城へ足を運んだ。思ったよりも観光客が多く、売店やレストランはてんやわんや。二人で切り盛りをしているという売店&食堂。これは捌けるはずがない。料理がサーブされるのに、かなり時間を要して、客から何度も「あと、どれくらいかかりますか?」と、やんややんやのクレームがあり、何となく食堂内は重苦しい空気に包まれつつあった。

 腹拵えを済ませ、鞠智城跡のメインである鼓楼に向かった。リコーの「THETA」を設置し、360度映像をどう撮るかを考えていた矢先、若い女性二人が、興味深げに見ていたのだった。会話を交わしている中で、仲良し二人を彼女たちのスマホで撮ってもらいたいとのオファーがあった。

 設置している時点で滝のような汗に苛まれていた筆者だが、折角だから自前の一眼レフで旅の思い出を作ってあげようかと思い、要らぬ世話だったかも知れないが、二人のスナップを撮る事にした。勿論、口頭ではあるが、肖像権の話をした上で、その了解を得て、撮影開始。

 二人は全てに好奇心を持ってアグレッシブに動く、健康的でキュートな女の子のようだった。満面の笑みを、ズームとワイドを使って撮影を行い、昨日Facebookにアップしたのである。筆者も仕事柄、二人に名刺を渡して自己紹介を行い、FacebookやBlogニュースにアップするので、お気に入りの写真があればご自由にダウンロードして使って頂くように促した。

 阿蘇五岳の360度映像を諦め、若干凹みながら鞠智城に来た訳だが、逆に、素敵なモデルたちと出逢う事ができて、結果オーライである。・・・太古の時代を探るツアーに参加した、鹿児島からの女性たち。若さ爆発の楽しい旅行を終え、無事帰途につかれることを願うばかりである。

 熊本県内は、まだまだ観光資源が眠っている。それを如何に表舞台に出すかは、県民の意識次第である。よって、加速度を上げて観光立県に向けて走らねばならないが、急ピッチにインフラ整備、観光施設の拡充を積極的に行わねば、他県の観光立県に遅れをとるばかりとなってしまう。

 ちなみに、熊本県内には名所旧跡、名刹など沢山ある訳で、更に、国立公園が二つも存在するという贅沢な環境なのだ。しかし、従来からの行政主導・行政依存型のスタイルを脱しきれず、受け皿となるべき観光施設全体の意識の低さが、進化を妨げる要因にもなっている事に、皆が気付かねばならぬと思った次第・・・。
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▼料理はiPhoneで撮影
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▼鞠智城跡サイト(ロゼッタストーン公式サイト内)
 https://www.dandl.co.jp/gold/kikuchijo/Link

【ロゼッタストーン公式サイト】 https://www.dandl.co.jp/Link

                                     

  • posted by Chikao Nishida at 2014/9/15 08:10 am

地域興しとは・・・

▼イメージ図(2日前に見掛けたかまきり)

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 地域興しにおいて、単なる予算消化で行き当たりばったりの事業が多過ぎる。特に年度末となると、意味不明の予算が訳の分からぬ処へと流れだし、上手い具合に3月末には綺麗に消化されている。繰り越しができない予算の制度。・・・それに、纏わり付くコバンザメやハイエナは無数に居る。そんな毎年のサイクルの中で、本気で地域興しや国興しをしている人がどれだけ居るのだろうか。筆者が知る限りでは、そう多くはない。

 筆者が数ヶ月前にコンタクトを取り、今では不定期だがコミュニケーションを取り交わしている外国人が居る。何処の国とは言わないが、彼は某大学大学院を卒院して、NPO法人を立ち上げ、現在、母国の為に東奔西走しているのである。貧富の格差是正、国力アップの為・・・国興しの為に、粉骨砕身して頑張っている人物である。

 そのような日本人が筆者の周囲にどれだけ居るのだろうか?・・・本日も「D&Lクロスメディア研究会」にて、地域興しをテーマに、熱く語った筆者であったが、先般、某自治体の方々と会い、新聞社時代に1年3ヶ月を掛け、地域興しの為のイベント「トライアスロン IN 奈良尾」の立ち上げから開催までの経緯の詳細を語ったのだった。

 聞かれていた方々は、感動してくれたのか、涙ぐんでいた。それだけ、地域興しは片手間で出来るような話ではない。また、どんなに用意周到にしていても、どこからとなく横槍が入ったり、邪魔する人物や団体が必ず出てくる。妙な風評を流したり、人脈を使ってまでも、阻止することに専念する、訳の分からぬ輩が数多く居る。

 何かが成功すると「最初から私が参画していました。」と豪語し、失敗しそうになると「私どもは一切関わっていませんから。」と、逃げ足だけは速い。同じ人間として、許し難いことを簡単にしでかしてくれるのである。

 今日の〆で語ったことは、誰が旗を振るのか、どのような人物を選び、その構成員とするのか・・情熱を持ち、地域興しに身を粉にして遣り遂げる若手を、今集めなければならないと・・・。特に可処分所得が全国的にどん尻に近いところにある熊本県において、もう胡座をかき続ける悪癖は止めた方が良い。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/16 01:53 pm

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