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コンビニの若手スタッフの成長を見ていると、とても微笑ましい!!!

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 数日ぶりに足を運び入れた、コンビニ。既に、十数年通っているところだが、学生時代からアルバイトしていた青年H君が、現在、同店の正社員として働いている。ご本人には失礼ながらも、アルバイト当時と比較すると、そのスキルは当然の如く雲泥の差がある。

 気配り、目配り、所作、言葉遣い、接遇、そして袋詰め。揚げ物の取り扱いも、最短最速にて捌いている。横には近頃移動してきたという同僚の若手。その若手の動きに目を配りながら、自分自身の仕事を捌き切る。

 お客によっては、ウロウロするばかりで、距離感も空気も読めぬ人が多い。マスクをしていない高齢者。突然レジ横に来るので、非常に目障りとなってしまうが、H君はレジ打ちをしながら、その老人のタバコにも同時に対応した。

 筆者はコンビニの店主ではないので、素人感覚で接遇レベルを観察する程度だが、取材先で立ち寄る田舎のコンビニなども含めて、担当者次第で、どうしても店の雰囲気がガラリと変わってしまう。

 県北の田舎のコンビニの年配女性など、筆者の顔を覚えているのか、数ヶ月ぶりに足を運べば、「本当に久しぶりにお見えになりましたね。お変わりありませんか?タバコですか?」と突っ込み鋭く、満面の笑みでの対応だ。

 入り易いコンビニと入り難いコンビニ。客としては、スタッフと店内雰囲気及び客層次第で行くか行かぬを、無意識の内に決めてしまう。色んなお客がいるので、スタッフの対応は大変だろうと思いつつ、にこやかに頑張っている姿には感心する。(仏頂面のコンビニスタッフは論外)

 足繁く通うコンビニのH君。多分に、コンビニオーナーの右腕、左腕の一人に育ちつつあるのだろうと見ている。最近は、コンビニに限らず、ホテルや宿でも、求人に相当苦労している。このように、若手社員がしっかりと育つのは、オーナーをはじめ、スタッフ全員のチームワークと意識の高さが要因であると言える。

 客の多くは『たかがコンビニ』と、上から目線で粗野に利用している人の方が多い。そう思い込む理由は分からないが、それは大きな勘違い、履き違え。この十数年で、百貨店やスーパーを追い越し、業界トップに躍り出たのがコンビニだ。実は、コンビニには素晴らしいヒントが沢山隠されている。時には、お気に入りのコンビニにて、お宝探しをされても宜しいかと。

 コンビニが目指す近未来像は、『お客を選ぶコンビニ』に変身することである。筆者も含めて、客の意識や民度が変わらない限り、今のコンビニが劇的に脱皮することは困難を極める。災害時や事件事故への対応、配送機能、ATMやトイレ施設など、多岐にわたる業務を捌く店舗であり、日本ならではの『おもてなし文化』が凝縮されたものがコンビニと言える訳だ。

 畢竟、コンビニの進化が客層を変え、客層の意識や民度の変化がコンビニの進化を加速させる。持ちつ持たれつの関係であり、我々の日常生活に必要不可欠な、重要な『生活インフラ』として存在している。よって、『たかがコンビニ』のようだが、『されどコンビニ』なのだ。

 最後に、その青年H君へ『称賛のメッセージ』をお贈りしたい。

 ご本人が、このコラムを読むか読まぬか分からないが、「健康管理に留意し、何事も恐れず、オーナーをしっかりと支えて下さい!」とお伝えしたい。本日も、『立派な対応及び配慮』に感謝する次第。


▼山鹿市鹿央町の向日葵
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写真・文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/19 12:00 am

最高のリコメンドとは!?・・・レストランマネージャーたる者は、常に、顧客満足度、一人当たりの売上単価、そしてセキュリティを考えよ!!!

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<お客の心をくすぐるリコメンド>

 レストランでは、お客が注文し、最初の一品を15分以内に、間違いなくサーブするのが鉄則である。時には、レアな食材を仕入れた時や、新たなメニューが出来たばかりの時には、お客の心をくすぐるようなリコメンドは、とてもお洒落で、好印象となる。

 ファストフードではないのだから、その辺は、臨機応変に対応するのがマネジメント責任者の仕事である。因みに、お客の心をくすぐるとは、日頃からお客の動静や好みを具に記録し、その瞬間に閃くのが、遣り手のマネージャーと言える訳だ。

 コーヒーが好きなお客であれば、飲み干す前に、次のお代わりをお尋ねするとか、ハンバーグでは好みの焼き加減を確認するとか、いろんなシチュエーションを想定して、顧客満足度アップの秘策を講じる必要がある。

 一見さんであれば情報不足で仕方はないけれども、お客の心をくすぐるようなリコメンドの積み重ねは、塵も積もればで、思いの外、売り上げアップに繋がる。勿論、要らぬお世話だったり、無用なるものは論外であるが。

※一見さんでも、身なり、所作、言葉遣いにて、民度レベルは大凡推し量ることができるので、そこで最高のリコメンドの微調整が可能となる。

<要らぬお世話のリコメンド>

 以前、あるフレンチレストランにて、夜食でコンソメスープを頼んだことがあった。その当時のギャルソンが、「コンソメスープでございましたら、トリュフを添えましょうか!?」と言い、出されたのはスープ表面が隠れるほどの山盛りトリュフのコンソメスープだった。

 案の定、レジにて支払いをする時に、小さな器のスープが5000円。総計15000円ほどを支払った。完全にぼったくり、要らぬお世話、遣り過ぎのリコメンドであったが、これは、おバカなギャルソンのスタンドプレーだと判断し、知らぬ顔して帰途についた。

<誇大広告の看板写真>

 また、こんなことがあった。レストラン入口の案内看板とフライヤー。写真にはとても大きくて美味しそうなステーキの写真。出されたものを見て、驚いた。お子様ランチですかと言いたくなるほどの、チビたんステーキである。だったら、「お値段が少々アップしますが、大きめのステーキをご準備しましょうか!?」と尋ねるのが、正解。

<とんでもないエスコート>

 時間が午後5時を過ぎており、夕食にはやや早く、レストラン内には誰もいない。筆者を含め三人が、早めの夕食を楽しもうと注文した時に、突然、隣の席に二人のご婦人方がエスコートされてきた。互いに、目の刺さる嫌な位置である。

 こんなに広いレストランホールにて、何故に、二組のテーブルを近づけたのか、理解に苦しんだ。ご婦人方も、我々が近くにいれば、気兼ねなくお喋りもできないだろうし、レストラン側の配慮のなさに、少々苛立った。

<メニュー以外の料理>

 また、ランチタイムを過ぎていたので、メニューにない冷製のものをオーダーしたいと或る人が言うと、数分後に「今日はできません!」と簡単に断られた。筆者が注文したものではなく、随行の人間の注文だったが、できない理由を告げずに、「できません!」と言われると、こちらが悪いことでもしでかしたように、嫌な気分になってしまう。

 厨房にある食材で、何とか工夫をして冷製のものを作って欲しかったのだが、そのマネージャーと厨房側とのコンセンサスが取れていないのだろうと。実に、融通の利かない話である。

<邪推したくなるほどの緊張感>

 何かを質問しようとすると、一歩、二歩引かれてしまう筆者だが、誰かがヒソヒソと有る事無い事をインプットしてる可能性も無きにしも非ず(前例あり)と、邪推したくもなるが、まあどうでも良いことである。言葉は悪いが、客商売であれば、「それはタブーでしょ!」と言いたくもなる。

<最高のリコメンドとは!?>

 お客にとって、最高のリコメンドと言えるのは、お客が迷っている時や分からない時に、さっと助け舟を出して、お客が納得の行く料理や飲み物をサジェストすることである。それが大好評となれば、必ずリピータになるに違いない。

 非常に厳しい言い方をすれば、レストランのマネージャーたる者は、常に、顧客満足度と一人当たりの売上単価、そしてセキュリティを考えておかねばならない。それが出来ないようでは、その部署を管理する力量なしの名ばかりのマネージャーとなってしまう。

 御用心、御用心。

▼写真はイメージ:極上のコンソメスープ(デミタス)
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文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/24 12:00 am

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