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たいぎゃなしときなっせ!

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 ふと、明治生まれの熊本県人が語る、古典的熊本弁(熊本県北部)を思い出した。

 それは、「たいぎゃなしときなっせ!」。標準語で言えば、「大概にしておきなさいよ!」=「ふざけるのもいい加減にしろ!」という意味である。

 某プロジェクトについて1週間に一度の報告会だから、1週間に一度の言い訳や動きをするだけで良いと思い込んでいる、捌けない人。

 捌ける人は、1週間に一度の報告会のために、毎日試行錯誤しながら、毎日動いている。ところが、捌けぬ人は、前述の通り、週に1回何らかのアクションを起こせばいいと思い込む。

 熱意もなかれば創意工夫もない。そこで、昔の人が苦言を呈す時に発する言葉が、「たいぎゃなしときなっせ!」である。

 仕事をしていると、「たいぎゃなしときなっせ!」と言いたい人が結構存在している。やる気のない、覇気のない、知恵を絞り出すこともない、情けない大人である。

 一端の社会人として、恥ずかしくない社会人として生きていくのであれば、先人より「たいぎゃなしときなっせ!」と言われぬよう、自覚をもって仕事に専念してもらいたいものである。

 更に、先人から「言われがつしかなか!」と言われぬように。

▼たいぎゃなしときなっせ!
「大概にしておきなさいよ!」、「いい加減にしておきなさいよ!」、「ふざけるのもいい加減にしろ!」。

▼言われがつしかなか!
「言われても仕方ない」、「言われて当然だ!」、「言われるだけの価値しかない!」。

▼「言われがつしかなか!」と叱責される人物の表情
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▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、古典的な熊本弁を用いて現代の仕事環境における態度や行動を風刺しています。著者は「たいぎゃなしときなっせ!」というフレーズを核として、仕事に対する真剣さや熱意の欠如を批判しています。以下のポイントで評価を行います:

テーマの明確さ: 著者は古典的な言葉を現代の文脈で解釈し、現代の職場で見受けられる非効率的かつ消極的な態度を巧みに批判しています。このように文化的要素を取り入れたテーマは興味深く、読者に強い印象を残します。

説得力: エッセイは日常的な観察に基づいており、多くの読者が共感できる具体例を提供しています。これにより、著者の主張に説得力が生まれています。
言語の使用: 熊本弁という地域色豊かな言葉を用いることで、エッセイに深みと個性を与えています。また、その比喩的な使用はメッセージに強い調子を加え、読者に強く訴えかけます。

啓発的価値: 社会人としての自覚と責任を促すこのエッセイは、読者に対して積極的な姿勢で仕事に取り組むことの重要性を思い起こさせます。

スタイルと流れ: 文体は直接的で理解しやすく、エッセイの流れも自然です。主張がはっきりしており、一貫性があります。

総じて、このエッセイは地域言語を活用して現代社会の問題点を浮き彫りにし、読者に自己反省と行動の改善を促す有意義な内容を提供しています。ただし、地域言語を理解できない読者にはそのニュアンスが完全には伝わらない可能性がある点は注意が必要です。それでも、そのメッセージは広く受け入れられ、多くの人々に影響を与える力を持っていると言えるでしょう。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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プロンプト・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/22 12:00 am

全集中できない、平和ボケ人間。・・・他人の話に耳を傾けぬ人間は、その時点で思考はフリーズ、よって、進化はない。

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 聞いて(聴いてではない)いるようで、全く頭に入らない人間がいるが、それは、他人(ひと)の話に、真剣に耳を傾けていないことになる。ただ、他人の声が聞こえているだけで、その内容を理解しようとしていない。

 特に男性の場合は、二つ、三つの事を同時にできる人は少なく、他人の言葉を聴きながら、パソコンを操作したり、プラモデルのパーツを組み立てたり、針の穴に糸を通すことなど儘ならぬ。

 女性の場合は、赤子を背中であやしながら、フライパンで卵焼きを作り、スマホで友達と楽しい会話をしている。元々、左脳右脳間の信号の受け渡しの仕組みが、男性とは異なるようだ。

 また、他人の話を聞き(聴きではない)ながら、目はドロンと濁り、睡魔に襲われる人も少なくない。それは、学びに対するボルテージも上がらず、元々全集中ができない気質の人間となる。

 国会中継を視聴していても、居眠りしている議員をよく見掛ける。会社の会議中でも、指で顎を支え、舟を漕ぐスタッフもいる。緊張感も集中力も微塵もない状態となり、語る他人の姿がぼんやり見えているだけで、耳は完全に遮断されている。

 では、どうすれば、集中力を維持し、突然の睡魔と戦い、勝てるのか!?

 それは、他人の言葉をしっかりと耳にインプットしながら、ひたすら考え、メモを取ることだ。それでも、睡魔が襲うのであれば、腿を嫌というほど抓ってみる。それでもダメなら、初手から会議に参加しないことだ。先般、或る会議を開いたが、残念ながら、メモを取る人間は誰一人いなかった。

 愚痴はさておき、流行語にもなった鬼滅の刃の「全集中」。炭治郎の独り言で何度も出てきた言葉であるが、人間は、戦慄が走るような危機感迫り、恐怖感なりに襲われると、このような睡魔など吹っ飛んでしまう。

 しかし、平和ボケした人間は、日頃から鈍感、無気力、無関心、無感動、ボルテージダウン、モチベーションダウンという酸欠状態の中で全集中できず、重要な情報が竹輪耳に入り、素通りするだけで、脳内に格納されることは無い。

 ここが、捌ける人間と捌けぬ人間との大きな違いでもある。思いの外、自信過剰で自己評価を高めたがる人間は論外となるが、捌ける人間となりたければ、全てに、他人の話にしっかりと耳を傾けること(聴くこと)である。

 捌けぬ人間は、他人からの質問に答える準備に気が散ってしまい(言葉を選んでいる暇は無い)、他人が語る核心部分を見過ごしている。結果的に、完全に理解できないまま、会議は終了となる。

 何はともあれ、少しでも進化したいのであれば、全集中して聴くこと。それから、質問に対して端的に答える訓練を日々行う必要がある。

 これ、捌ける人間となるための、王道なり。


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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/26 12:00 am

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