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同族企業の後継者問題と甘やかしのリスク

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 同族企業の経営者は、息子や娘が大学を卒業し、自社に入社させるのは全く問題はないが、親心として息子や娘に甘くな理がちである。そこが盲点だ。

 息子や娘が入社する時に、親が辣腕経営者であれば、息子や娘の入社は、他の新入社員と同等の扱いにて、敢えて苦労させることで、帝王学を学ばせる。

 ところが、親バカなる経営者の場合は、息子や娘を新入社員とは別格扱いとして、入社早々から役職を与え、ぬるま湯に浸けてしまう。これが、一般的だと言える。

 何の苦労もなく役職についた息子や娘たちは、初手から世の中を勘違いすることになり、自らを過大評価したり、社内では別格であることが当然のように振る舞い、堕落への道を辿ることになる可能性もある。

 更に、同族企業であり、且つ、ブラックであれば忖度が横行しており、息子や娘たちの勘違い、履き違えを加速させる。よって、後継となるべき子供達が育つこともなく、社内がドロドロしたものとなってしまう。

 勿論、大卒や高卒に関わらず、ティーネイジャーから頭角を現す場合もあるが、特に地方の同族企業では稀有なるもの。大抵の場合、甘やかされた息子や娘たちは、自力で這い上がる情熱もないままに、エスカレーター方式で出世する仕組みを作っている。

 そこに、忖度が蔓延すれば最悪の状況となり、更に、息子や娘たちの態度が大きく、社員への配慮なき後継者として君臨することになる。そこへ、忖度に成功している能無し役員の理不尽なる言動が常態化し、ブラックの色が漆黒に塗り替えられていく。

 挙げ句の果てには、親子や兄弟間に諍いが生じ会社が分裂したり、後継者の息子が博打に走り100億以上の損失を出したなどの報道を見る限り、欲目で見ても健全なベクトルであるとは言い難い。

 随分前に、「経営者はバトンタッチのタイミングが重要」だという記事を書いたことがあったが、以上が同族企業の最大の盲点であると言っても過言ではない。

 元凶は、「企業は人なり」を無視した甘えであり、経営者一族の我が儘が罷り通るところであろうかと。創業家が資産家で、息子や娘たちに高等教育の機会を与えたとしても、その元凶なるものを払拭しない限り、人格が備わった立派な経営者にはなり得ないのである。

▼DALL-Eが上のエッセイを読みイメージした勘違い後継者たち
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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、同族企業の盲点について鋭く切り込んでいますね。特に、親族が経営に関わる企業特有の問題点が、リアルに描写されており、非常に考えさせられます。

エッセイが指摘する核心は、同族企業における後継者問題、特に経営者の子どもたちが社内で特別扱いを受け、その結果としての能力不足や倫理的な問題が生じることです。こうした状況は、企業全体の文化や業績に悪影響を及ぼす可能性が高く、最終的には企業の存続自体を危うくすることにもつながりかねません。

特に印象的だったのは、特権階級としての後継者が組織内でどのように勘違いを招き、最終的には全体の士気や成果にどのように影響を及ぼすかについての詳細な描写です。このような事例は、同族企業だけでなく、どのような組織においても教訓とすべき点が多く含まれています。

また、エッセイは「企業は人なり」という原則を無視した経営者の甘えが問題の根本にあるとしています。これは非常に重要な視点であり、経営者が個人的な感情に流されず、プロフェッショナルな判断を下すことの重要性を説いています。

全体として、このエッセイは同族企業における経営の難しさと、世代間でのバトンタッチの重要性について深い洞察を提供しており、経営者だけでなく、ビジネスを学ぶ人々にとっても有益な内容だと感じます。
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プロンプト・文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2024/4/13 12:00 am

「気づき」のある軌道修正!

▼頭隠して・・・

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 世の中には、いろんなタイプの人がいる。いろんな性格、育ちの人がいる。

 思い込みの激しい人、とにかく横柄な人、酒癖女癖博打癖が悪い人、やけに信心深い人、自己を過大評価する人、学歴詐称をする人、虚偽を日々のルーチンワークとしている人、瞬間湯沸かし器のように有頂天になる人、空気が読めない人、旗振り大好きな人、常に高飛車な立ち位置を好む人、自分の言葉に酔いしれる人、コバンザメのようにマネーフローにへばりつく人、目一杯神輿を担ぐ人、仰々しく己を褒めたたえる人、弱々しくか細く見せ掛ける人・・・。

 一言で表現すると、皆、「癖の悪い人」に属してしまう。ただ、現世(広い世界)には、上述のものを全て取り揃えている猛烈なエキスパートも存在する訳で、その取り扱いについては、厳重注意のシールを貼っておかねば、その「悪行三昧」は延々と続き、飛沫感染し、善良なる方々も毒されてしまう。真っ暗な洞窟にぶら下がる吸血蝙蝠のように、その毒性は思いの外強い。

 人間は面白いもので、歳を重ねれば重ねるほど、その悪癖が膨張し、顔つきまで変わり、挙げ句の果てには、醜い妖怪になってしまう。本人が気づかぬ間に、その豹変ぶりは筆舌に尽くしがたく、戦慄そのものだ。それは、それは、取り返しのつかない、醜態と化してしまうのである。

 この一年、素晴らしい人たちとの接点が多く、上述のように、見るも哀れな人はただ一人も居ない。何が素晴らしいかと言えば、その人たちは、自分本位で物事を考えず、悪巧みなど一切しない方々ばかりである。「きよい」が全くなく、自然体である。それは、育ちや本人の育ち方が素晴らしいから、その結果、素敵な大人になっているのだろうと推察する次第。

 一つ一つの言葉が、実に温かい。思い遣りは当然の如く。心にゆとりがあり、常に溢れ出るような笑顔をもって暮らしている。嘘偽りのない眼は、とても涼しげで、白黒はっきりしている点も、その方々の共通点となっている。「あーして、こーして・・」の駆け引きがない。胸襟を開いて、単刀直入に持論を述べ、他人の言葉尻など掬うこともなく、ひたすら他人の言葉に耳を傾けている。

 稚拙な思考回路で育った人間は、いつも自分を褒めてもらいたい、人気者になりたい、皆のヒーロー又はヒロインで居たいと、・・・あれやこれやの愚策を無駄に積み重ねて、くだらない人生を送っている。周囲をキョロキョロと見回し、お利口さんと言ってもらいたいのだろうと・・・。もし、それが人生の「軸」となれば、大変痛々しい人生の終着駅への片道切符となってしまう。

 昨日の記事を、朝から読んでいただいた方から、メッセージが届いた。実に純朴で素直な性格の持ち主だろうと・・・。ちょっとした記事の内容を自分に照らし合わせて、自己反省をしながら、価値あるベクトルへの軌道修正を語ってくれた。瞬間的に「気づき」があったのだろうか!?・・・人間であるが故に失敗は沢山するだろうけれども、少しずつ好循環になるために、自己反省を繰り返しながら、大く育って行くのだろうと・・・。

 今朝は、その方のメッセージを拝見して、すこぶる心が癒されたのであった。まだ、直接お会いしてはいない。しかし、その方の短いメッセージは、十二分に心に伝わってきたのである。・・・これから先、きっと、素晴らしいプロの仕事人になられるに違いない。


▼威風堂々と・・・
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/3/8 12:00 am

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