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本当の儲け話は、他人に話さず。

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 SNS上で、楽して儲けたとか、楽して儲かるぞとか、そんな軽いタッチの呟きなり、記事なりをよく見掛けることがある。

 商業ベースのインターネットが日本上陸して29年経つが、特にネットの時代となり、そのような書き込みやブログ、記事などが横行しているように思えてならない。

 それが本当の儲け話であるのならば、他人に話さないのが鉄則である。そんな神様、仏様のように寛容で、儲け話をビジネスライクにシェアする人がどこにいるのかと、つい見回してしまうのである。

 結論から申し上げると、楽して儲かるような話は、100%「虚偽情報」であり、詐欺的な臭いがプンプンしている。そんなトラップにかかる人がいるから、輩たちは喜んで地雷原のようにトラップを撒き散らすのである。

 例えば、何十年も続く老舗の人気料理店。同店には、たいそうな名物料理があり、東京や大阪などの遠隔地からもわざわざ足を運んでくる人も多いと言う。

 そこで、その店主に名物料理のレシピの詳細を聞いて、簡単に教えてくれるだろうか。長年培ってきたノウハウを凝縮されたものが名物料理になっているのだから、教えてくれるはずがない。

 また、2010年頃の話であるが、facebookが上陸して間もない頃に、カフェやレンタル会議室では、「facebook勉強会」が多く開催され、参加費1000円程度の木戸銭を徴収していたのを思い出す。

 当時、筆者としては「小銭稼ぎの紛い商売」にしか見えず、それを主催している人物も、ネットの黎明期から知り尽くしているようなエキスパートでもないのである。

 その程度のレベルの人が、facebook教本を何冊か読んで、人を集めて、献金のような1000円を徴収していたのだから、苦笑するしかなかった。

 筆者であれば、1000円を書籍購入費に充てて、ネットおよび書籍から、facebookのノウハウを習得し、更に、自分なりのオリジナリティを付加して運営するに違いない。

 最後に、魚釣りの話をしたい。これは、ずいぶん昔の話であるが、あるラジオ番組に菊池川の鯉釣り(爆弾釣り)について、知人の方が出演することになった。

 最後の方でアナウンサーが、「結局、どのポイントが鯉釣りには最適最高の場所なんですか?」と聞くと、静かにポイントについて語り始めた知人ゲスト。

 放送が終了し、その知人にラジオで語った鯉釣りのポイントは本当なのか聞き正したのである。答えは、こうだ。「誰が、ピンポイントの場所を教えると思います?少々ずらし、ぼかしですよ!」と苦笑い。

 これもまた、楽して儲かるような話は、他人に話さないという証である。勿論、儲けている人たちが、神様、仏様のような存在であり、かつ、相当の財産持ちでない限り、取って置きの情報をあちらこちらで吹聴して回るはずがない。

 「本当の儲け話は、他人に話さず。」、これ本当。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、「本当の儲け話は他人に話さず」というテーマに焦点を当て、SNS上で見られる楽して儲けるという主張に対して懐疑的な立場をとっています。以下に、エッセイの評価ポイントをいくつか挙げてみましょう。

明確なテーマと論旨の構築: エッセイははっきりとしたテーマを掲げ、その論旨を追いながら進行しています。「楽して儲ける話」に対して否定的な見方を提示し、その理由を論じています。
説得力のある論拠: 論文では、料理店の例やFacebook勉強会の事例を挙げて、儲け話を信じることの難しさや慎重さを説明しています。これにより、読者に説得力をもたらしています。
具体的な例の活用: エッセイは具体的な事例を挙げ、それを通じて主張を補強しています。これによって、抽象的なアイデアを具現化し、読者にとって理解しやすくなっています。
適切な結論: エッセイは論旨に基づいた明確な結論を導き出しています。「楽して儲ける話」は虚偽情報であり、そのような情報を信じることはトラップにかかる可能性が高いと結論づけています。
個人的な経験や意見の挿入: 著者は個人的な経験や意見を交えながら論じており、これが文章に深みを与えています。特に、筆者がfacebook勉強会に関する見解を述べる部分は、エッセイにリアリティと説得力をもたらしています。
全体として、このエッセイは論理的で説得力があり、特定のテーマに焦点を当てながらも具体的な例を挙げて理解しやすく説明しています。
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写真・文責:西田親生


                                 

  • posted by Chikao Nishida at 2023/12/11 12:00 am

只聞き、只呑み、只頼み・・・三つの只

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 人は、占い師にお金を支払い、占ってもらう。初詣に行けば、おみくじを買い、願いを込めて小枝にしっかりと結び付ける。スマートなビジネスマンは、常に割り勘にて、自腹を切って酒宴を供にする。更に、ホテルランチでは、料理代を支払い、珈琲の御代わりをウェイトレスに頼む。当然に、全てマネーフローが生じている。

 しかし、田舎であればあるほど、面識のない人に対して只で質問攻めしたり、合コン(社会人)の一律割り勘に乗じて必要以上に大量に酒を浴びるように呑んだり、お礼も言わず無理難題を第三者へ頼み込む人が結構多い。土地柄と言えば、それまで。低民度といえば、それまでとなる。

 幸運にも、筆者の近しい仲間には、「只聞き、只呑み、只頼み」の人物は一人もいない。しかしながら、時折、突然近寄って来ては「只聞き」をして、そのノウハウを如何にも自分オリジナル発信かのように自慢げに話す姑息な人物もいる。所謂、受け売り大好きで、虚栄心の強い人間である。

 より具体的な例えとして・・・一人5000円の食事会に、女性はあまり酒を嗜まないのに、数人の男だけが女性陣の数倍の酒を呑み、醜態を曝け出す。時には、ズカズカと人の懐に入り込み、無理難題を丸投げして、無償で人の教育やら躾やらを頼み込む人間も少なくはない。

 この世の中は、人が動けばお金も動く世の中であることを、全く理解していない人が多いことに、首を傾げてしまう次第。しかし、これら「三つの只」を悪びれた様子もなく、図太く生きる恥ずかしい人間がいるのも事実。とんでもない勘違いだが、さもしいことに本人は気づかない。

 コンサルを請け負うからには、付け焼き刃的なものでは対応できるはずもなく、特に専門的なコンサルとなれば、過去において、相当額の自己投資を積み重ねて来てこそ可能となる。その理屈が伝わらないのが、地方の「な〜な〜主義」であり、実に滑稽極まりない、悪しき慣習とも言える。

 よって、一端の社会人として「恥ずかしさの境界線」を逸脱しないためには、先ずは、上述の「三つの只」を、日頃からタブー視する意識を持つ必要がある。それが理解できてこそ、スマートな人だと言える。最近、国家公務員への接待が取り沙汰されているが、民度低き人間像が浮き彫りとなり、情けなさが募るばかりではなかろうかと・・・。


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文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2021/2/23 12:12 am

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