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「情報共有」を軽んずるなかれ・・・

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 9月1日にスタートしたばかりの「先見塾ヒューマンウェア研究会」では、特に深夜の通信教育に力を入れており、現在、毎晩のように、研究生は、与えられた難問に脳内沸騰しているに違いない。

 今回の研究会には、数人が研究生として参加。「マネジメントの基本」から「食文化」、「所作・接遇」、「世界の拘りの逸品」、「論理思考」などなど・・・毎週、多種多様な課題を、遠慮なく研究生へ投げ掛けている。

 SNS時代となり、皆は「情報共有」に長けているかと期待していたが、思いの外、それに手間取っていることがよく理解できた。原因は、シンプルな「タイトル」と「解説」だけで良いものを、常に断片的な会話だけで済ませていたようだ。

 よって、下図(ボカシのエフェクトが掛けてある)を研究生に与え、「マネジメントの基本」として、「目標設定」→「修正作業」→「目標達成」という流れの中で、部下に対して「称賛する心」の必要性について力説したのだった。

 「灯台下暗し」とはよく言ったもので、長年叱責ばかりで指示するような「歪んだ昭和的マネジメントの手法」により、一つ一つの業務が、絡み合った綾取りのように、二進も三進も行かぬ状態が延々と続いていたのである。

 要は、「ムダ、ムラ、ムリ」を徹底的に削ぎ落とすことで、全てをシンプルにまとめ、そのリレーショナルなところをしっかりと押さえておけば、何事も円滑に進むと言うことを理解してもらいたい。

 さて、来週からも新たな課題をド〜ンと放り投げる準備が整った。カタツムリや尺取り虫のような速度であっても、随時「気づき」さえあれば、「意識改革」が加速度を増し、そろそろ「ムダ、ムラ、ムリ」な仕事にピリオードを打てるのではなかろうかと・・・。


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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2019/9/22 03:48 am

「覚醒」への、いざない。

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 社会人となり、日が経つに連れて、馴れ合いとなり、生気のない仕事をダラダラとする人間が増えてくる。

 若き頃の会社訪問から、入社試験、晴れての合格通知を受けて、意気揚々としている瞬間が懐かしい。そう思っている人は、思いのほか少ない。

 企業が育つのは、勿論、全社員の「情報共有」が前提ではあるものの、経営側のビジョンなり決断なりが、途中で淀み、全スタッフへフィードバックされぬまま、時間だけが過ぎて行く。

 それは、中間管理職の未熟さと狡さが蔓延している企業に多い現象であり、意気揚々としている新入社員の夢も希望も削ぎ落とすことになりかねない。

 初任者研修は大変重要なものだが、この中間管理職に腐ったミカンが1個でもあれば、健全な企業環境を阻害する場合も多々出てくる。よって、腐ったミカンは早期に切り捨てる必要がある。

 タイミングを逸すると、隣のミカンも、底に潰されようとしてるミカンも、上にちょこんと載っているミカンも、皆腐ってくるわけだ。しかし、早期発見すれば、腐れは皮一枚で止まり、救われる。

 中間管理職の使命は、セクションごとのマネジメント。その手法を誤れば、何年、何十年経っても、その企業に明るい兆しなど訪れることはない。致命的な欠陥がそこに存在する。

 愛社精神など育つこともなく、身勝手で歪んだ世界感が蔓延することになり、堕落した空気が常に漂いはじめることになる。その堕落こそが美徳と勘違いしている、無能なる中間管理職が彼方此方に。

 これは、即刻退場処分とし、若手の逸材を登用することが、腐りかけたミカン箱の浄化に繋がるのである。全社員に「覚醒」を求めることは大変な作業であるけれども、絶対に残すべきは「積善之余慶」の精神を持つ人間なのである。



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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2019/9/21 02:14 pm

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