ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » モノクローム

小雨の中の取材・・・

D60_0486


 車を運転していると、左手に黄色、赤、白とたくさんの花々が咲き乱れているので、つい、車を停め、撮影することにした。

 今朝は土砂降りの雨で、やっと昼過ぎから雨も止み、静寂を取り戻していたので、出掛けることにしたが、辺り一面雨に濡れた道路も花も、既に乾いていたのだった。被写体に欲しかった水滴がほとんど付いていない。

 車を降りると、時折、小雨が散らついている。レンズが濡れないように、さっさと花々を撮影しようと、走り回っていたのだった。風も結構強いし、花々は意表を突くように、シャッターを切る度に、フェイントを掛けてくる。

 やっと撮影終了と思った矢先、後方から近づく足音が聞こえてくるので、振り返ると、女性が「こんにちわ!」と挨拶をしてくれた。目に留まったのは、散歩中のワンちゃんと女性の服の絵柄だった。今撮影していた花々がそのままプリントされたようなデザインに、正直驚いてしまったのだ。

 撮影していた写真と女性の服の絵柄がシンクロするなんぞ、偶然とはいうものの、正直、脳内が心地よいパニック状態に陥った次第。よって、この瞬間をモノクロームで捉えようと、個人情報が特定されないよう、少々距離をもって写させて頂いた。

 出来上がった写真の電柱が気になったので、拡大してみると、思った通り、住所のパネルが貼ってあった。よって、個人が特定されぬよう、電柱の住所部分の削除とワンちゃんの犬種が分からぬよう、折角の可愛いワンちゃんであったが、その姿が見えない写真を掲載することにした。勿論、犬種の特定により、個人情報の入手糸口にならぬための配慮である。

 撮影中のシンクロ・・・なかなか遭遇することがないタイミングなので、モノクロームで撮影に踏み切ったが、その瞬間、設定を数秒で行う必要があり、結構慌ててしまった次第。(苦笑)

D60_0491


D60_0470


D60_0484


▼取材車を左手に入れて距離感を出し、若干のスロープを表現した。
D60_0476



【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

               

  • posted by Chikao Nishida at 2015/7/2 06:34 am

夜の撮影・・・

DSC_6229


 手持ちで月を撮影するのは、すごく疲れる。・・・三脚を立てて、レリーズ付けて、ゆったりと撮影すれば良いだけの話だが、この寒い夜空の下では、手抜きで、手持ち。更に、車窓(窓を開けて)からの撮影で終わってしまった。

 昨日は、だだっ広い陸上競技場の夜間を撮影して、超広角レンズのフレアが気になり、また、今日は手持ちであるために、ブレが気になる。

 どちらかと言えば、夕刻の穏やかな陽射しの中で撮影したり、また、小川や湖などの水面に映り込むような撮影が楽しい。人の姿は、仕事に真剣に集中している瞬間など、レンズを意識せず、何かに傾注している人を切り撮るのが好きである。

 筆者は何かしていると、急にレンズを握りしめ、カメラを持ち出し、被写体を見つけに飛び出すことがある。レンズとカメラ本体との相性が気になったり、そのレンズの特性を本当に把握して使い切っているのかなど、ちょっと疑問が生じると、突発的に動くようだ。

 料理を撮るときは、料理人のハートを十分受け止めて撮影し、ポートレートは喋りながら一瞬の隙を突いてシャッターを押すようにしている。

 写真は撮られる人の心も、更には我々写す人間の心まで映り込むので、すごく面白い。・・・昨年末から被写体になる人たちの笑顔が素敵で、思った以上に良いポートレートが撮れている。やはり、カメラもレンズも人を選ぶようである。(苦笑)

DSC_6274


DSC_6277


DSC_6297



【ディー・アンド・エル社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2015/1/8 01:14 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp