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助言を受け入れる姿勢が進化をもたらす

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 筆者は新聞社を経て起業し、数多くの経営者と交流してきたが、彼らの中には助言に耳を傾ける姿勢に大きな差があった。具体的には、助言を受け入れる姿勢を持つ人と、初めから否定的で懐疑的な人とに大別できる。

 特に、1994年の秋に商用インターネットが日本に上陸した際、地方の経営者たちの反応に興味深いものを感じたのである。通常、新しいチャレンジに積極的な経営者たちは、輝く目をしており、インターネットという新たなメディアに高い期待と関心を抱いていたのであった。

 しかし、一方で、「オウム真理教の方ですか?」といった意味不明な発言をする人や、「そんな玩具のようなインターネットは仕事には無関係だ!」と頭から否定する経営者も少なくなかった。

 ところが、1996年頃からは地方企業でも公式ウェブサイトの必要性が徐々に伝わり、数年間にわたり、公式ウェブサイトの新設が毎日のように報道されるようになった。この時点で、パソコンの性能、通信速度、そしてサーバーなどのネットワーク環境が完璧でない中でも、数百万円をかけて公式ウェブサイトを作成する企業が増えてきた。しかし、筆者が重いプログラムの搭載について懸念を表明しても、耳を傾けない経営者もいた。

 当時、筆者の助言通りに公式ウェブサイトを適切に設置する必要性を理解した経営者たちの企業は、鈍足のサーバー、セキュリティの不足、重苦しいウェブサイトを保有していないところがほとんどであった。

 その後、世界中でネット利用者が急増する中、自社の公式ウェブサイトが読み辛いか、もしくは遅すぎて利用者が他のサイトに移動することなどを理解できるはずでだが、ネット事業に無関心な企業は遅れを取ることになる。

 驚くべきことに、筆者の助言に対する感謝の念どころか、「要らぬ世話」と誹謗中傷する経営者もいて、首を傾げるばかりであった。

 今でも、安価で品質の低いIT企業に公式ウェブサイトを依頼し、質の低いコンテンツに満足している経営者は存在する。これは「ITの無知」と呼ばれ、「法の無知」と同様に、自社の位置や競合他社との比較において劣勢であることに気付いていないことになる。

 助言を素直に受け入れる姿勢を持つ経営者は、常に明るい表情をしている。新しい技術に対する感動と興奮が伝わってくるのである。現在、その経営者たちの公式ウェブサイトやSNSの活用を評価すると、明るく充実したコンテンツが提供されていることに気づかされるのであった。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、助言を受け入れる姿勢が進化をもたらすことを示唆する興味深い視点を提供しています。以下はこのエッセイの評価ポイントです:

具体例の使用: エッセイは具体的なエピソードや例を引用して、助言を受け入れる姿勢と拒否的な姿勢の違いを説明しています。特に1994年の商用インターネットの登場に焦点を当て、経営者たちの反応を比較し、その後の変化を示しています。これにより、読者にエッセイの主題をより明確に理解させています。

説得力のある論理: エッセイは助言を受け入れない経営者と、受け入れる経営者の違いについて説明し、その結果として受け入れる側が成功を収めることを論理的に説明しています。この論理的なアプローチは、読者に説得力をもたらしています。

活用例の提供: エッセイは、助言を受け入れる経営者たちが公式ウェブサイトやSNSを活用している例を提供し、その成果を強調しています。このような具体的な例は、論点を裏付ける役割を果たしています。

著者の視点: 著者は自身の経験を通じて助言を提供した経験を共有し、助言を受け入れない経営者たちの反応について述べています。これにより、エッセイには著者の個人的な視点と経験が加わり、よりリアルな感じを伝えています。

言語とスタイル: エッセイは分かりやすく、読みやすい言語で書かれており、ストーリーテリングの要素を含んでいます。これにより、読者が興味を持ち、ストーリーを追いやすくなっています。

全体的に、このエッセイは助言を受け入れる姿勢の重要性を説得力をもって伝えており、良い評価を受けるに値します。
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/2/3 12:00 am

インターネットは使い分けの時代!

senekenjyuku


 国内におけるインターネット黎明期(1994〜)から発展途上の時期は、デバイスもアプリもサイトも選択肢が極端に少なく、Netscapeなどのブラウザで、WEBページを覗き、ビジネス領域ではOFFICEが席巻し、ワード、エクセル、パワーポイントが主流となって行った。

 しかし、今は、デバイスもアプリもサイトもバリエーション豊かどころか、無数に存在していおり、更に、SNSの台頭で、ユーザーとしては、目の前の安価で便利なアプリをベースに、使い分けの時代となった。それは、とても良い流れではある。

 昔、携帯電話よりもパソコンが圧倒的にデバイスとしては優位な時期が続いてはいたものの、もはや、現代社会は、スマホやタブレットが生活に密着した万能デバイスとして進化している。

 よって、ビジネスユースで動く人は、OFFICE的感覚は変わらぬものの、B TO Cとして動く場合は、あらゆるアプリやサイトの検証を行いつつ、自らのネット戦略を練り直すべき時期に突入したことを知る必要がある。勿論、自らは「C」ではなく、「B」を立ち位置として・・・。

 所謂、黎明期や発展途上の時期においては、特殊部隊のスナイパーのように狙いすましてB TO C戦略を遂行していたけれども、現在は、イージス艦的発想で、公式サイトを軸として展開せざるを得ないのである。すこぶる複雑多岐にわたるようだが、うまい具合に束ねれば、一挙に解決できるものもある。

 ただ、アプリの進化、特に、クリエイティブ領域のアプリは、素人軍団をクリエーターと勘違いさせたり、デジカメやビデオカメラの進化は、目を瞑っていてもプロ級の写真や動画が撮れると思い込ませる節もある。「下手の横好き」的なもので、神聖なプロ集団のビジネス領域を、力量なく汚す可能性も無きにしも非ずとなる。

 最終的には「本物」しか残らないのは当然のこと。ビジネス領域では、その「本物」を見極める能力が経営者に求められるのは必至となる訳だ。しかしながら、この時代に生きていて、「SNS時代って何だか分からない!」と言っていると、生きる化石と揶揄されてしまうのがオチとなる。

・・・先見塾より

▼次世代の「卵」は何だろうか!?
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  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/4 01:58 am

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