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人として・・・

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 どんなに仲の良い友人であろうが、仕事仲間であろうが、或る日突然豹変して、背き欺く人が居る。互いの信頼関係を長年の間培って来たとしても、冷酷非道な人間と化して、正論や常識を捻り潰し、唐突に沈黙から自然フェードアウト・・・絶縁の道を選ぶ人が居る。

 先見塾では、「感謝の念は永遠に!」と語ることがある。それは、窮地に立たされた時に救ってくれた人、楯になって責任を取ってくれた人、苦言を呈してブレの無い軸というものを教えてくれた人・・・と、自分自身の半生を振り返るだけでも、善良な多くの方々の気遣い、心遣い、そして厳しい指導により、心身ともに健康な今の自分であることに、深く感謝をしなければならないと・・・。

 背かれたのは、表面だけの付き合いだからと言えばそれまでだが、人を裏切りながらの人生を歩む事は、何の足しにも成らぬはず。しかし、口先だけで虚栄を張る人間、自分自身が六法全書と履き違えている人間、自分だけは楽をして人騒がせな事ばかりをする人間、数々の約束を反故だらけにする人間・・・都合が悪くなれば、そそくさとその場を離れ、また、新天地を求めて浪々の旅へと発って行く。

 そんな馬鹿げた人生を送る何人かの大人を直視して、いつも同じ事を頭に浮かべてしまう。・・・昔を思い起こせば、幼い頃の友人たちの笑顔ばかりが沢山脳裏に焼き付いている訳だが、それから数十年経って、笑顔の仲間が、ほんの一握りではあるが、訳の分からぬ歪んだ人生を歩む姿など、全く想像も付かないのである。何故に、歳を重ねれば重ねるほど、人の心や風貌が歪んで行くのか!?・・・その理由がさっぱり分からない。

 折角、親から授かった命であれば、まともな人生を歩むべく、人格形成の為に少しでも努力を惜んではならないと考える。世の為人の為に貢献できる人でありたい。・・・ちまたでは、殺人、不慮の事故、詐欺、横領、恐喝、偽装などなど・・・とんでもない事象ばかりが、眼前に広がる今日・・・良き時代と言われた頃に戻ることが出来るのだろうかと・・・日々、危惧の念を隠しきれないのである。


【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/Link

                         

  • posted by Chikao Nishida at 2013/12/3 04:31 am

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