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After the rain...孔子公園にて

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 梅雨入りして、なかなかカメラを持ち歩けない日々が続いている。今日も雨は降り止みそうにない。

 取材前のランチを熊本ホテルキャッスル(ダイニングキッチン九曜杏)で食し、今日の取材を断念するが70%、強行するが30%。

 ホテルレストランを出て、先ずはオフィスへ向かう。雨は降り止まず。しかし、カメラを持参していなかったので、オフィスへに戻り、Nikon D500を持ち出す。

 行き先は、往復時間に余裕があるのは孔子公園(熊本県菊池市泗水)にした。30分ほどして到着。嘘のように、外の雨がピタッと止んだ。

 しかし、雲は低く垂れているので、この瞬間を逃さぬよう、15分ほど時間を取り、同園の花々を撮影することに。

 雨に打たれ、花々はしょぼんとしているが、丸々とした水滴が沢山のっている。しょぼんとしている花々も、水滴の演出にてキラキラと光る。

 光は柔らかく、撮影しやすい環境である。梅雨前線も時には気を利かせてくれるようで、本日の取材は無事終了した。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2023/6/7 12:00 am

「画素数じゃないぞ、画質で選べ!」と、独り言。

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 「画素数じゃないぞ、画質で選べ!」と自分に言い聞かせながら、最近完成度の高そうなNikon Z8が気になって仕方がない。

 元々Nikon党なので、デジタル一眼レフカメラは、Nikon D1の時に即買いし、海外で持ち歩くと、特にアジア圏の現地カメラマンらが近寄り、「おお、D1だ!我々仲間の3台のフィルムカメラと交換しないか!」と冷やかされたことがあった。

 昨夜、「note」を閲覧していると、Nikon Z8をゲットした方やそれに関心をもつ記事を読みながら、現在保有していデジタル一眼レフカメラの性能チェックを兼ねて、唐突に「画素数じゃないぞ、画質で選べ!」を実証することにした。

 結論は、現在のデジカメであれば1600万画素程度あれば十分であること。よって、どのようなレンズを装着しているかによって、撮像を大きく左右することになる。勿論、CCDやCMOSのサイズや性能は重要だが、それを筆者に証明してくれたのが、嘗て使用していたNikon Df(1600万画素)の存在であった。

<Nikon D500 vs Nikon Z50>

 先ずは、Nikon D500とNikon Z50との比較をすることにした。レンズは、前者には150-200mm f2.8を、後者には28-300mm f3.5-5.6を装着している。

 本来ならばレンズは同じものを使用すべきだが、面倒くさがり屋の人間なので、普段装着したレンズのまま、構図を同様にして撮影することにした。

 この場合、明るいレンズの方がボケが美しく、見た目はD500の方が良さそうだが、最短焦点距離では後者に装着したレンズの方が「お散歩カメラ」のお供としては使い勝手が良い。

 双方のカメラはDXフォーマットなので、贅沢を言えば、ワイド側は18mmが欲しいけれども、花々や蝶、野鳥などを撮影するには、カメラ本体とレンズに関しては、自分なりに最適な組み合わせであると考える。

▼Nikon D500+70-200mm f2.8(2151万画素)
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▼Nikon Z50+28-300mm f3.5-5.6(2088万画素)
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<Nikon Z7 vs Nikon D850>

 これは甲乙つけ難い、2台のデジタル一眼レフカメラ。互いに有効画素数は4575万画素であり、中盤デジタルカメラを除けば、世界最高峰だと言える。

 Z7には35mm f1.4を、D850には50mm f1.4を装着し、同じ被写体にて撮ってみた。勿論、35mmの方がワイドに撮れるので、できるだけ被写体に近寄って、同じような構図にて撮影することに。

 ボケは流石に美しいが、照明を焚いている訳でもなく、オフィスの普段の照明環境で撮影しているので、メリハリはない。ただ、前出の望遠レンズを装着しているD500やZ50の方が、野外で撮影する場合には、圧縮効果も期待でき、手軽な操作にて疲れはない。

 結局はレンズの比較となってしまい、35mmの方が「お散歩カメラ」では融通が効くように思えた。その理由は、1枚の写真に含まれる情報量が35mmの方が50mmより多く、欲張った開放感のある撮影が可能となる。

 更に、肉眼に一番近いとされる50mmレンズだが、35mmを使用していて、DXフォーマットに切り替えれば、f1.4のまま50mm程度の標準レンズに様変わりするので、レンズ交換も不要となり、すこぶる便利である。

▼Nikon Z7+35mm f1.4(4575万画素)
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▼Nikon D850+50mm f1.4(4575万画素)
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<結論>

 上記の様に、望遠レンズでの比較や標準レンズでの比較をしたものの、被写体によってレンズをチョイスする必要があるが、画質としては、やはりカメラはメーカーもので、信頼できるレンズを選び撮影に臨めば、作品自体が画素数が多い少ないで左右されることは皆無となる。

 特に、撮影された写真をWEB上やSNS上で利用する場合、どうしても、大元の写真をリサイズしたり圧縮処理されるので、SNS上であれば、写真幅を2000ピクセルくらいに縮小するから、画質は既に損なわれることになる。

 ただ、写真を商用にて販売する場合は、オリジナル写真の質と完成度に左右されるので、高画素+高画質の両面を兼ね備えたカメラと、最高に相性のよいレンズが必要になってくる。

 筆者の場合は、記事やエッセイを書くのが仕事なので、最新版のデジタルカメラを必要とはしないが、どうしても、画質だけは拘りたいと常々考えている次第。

 今日もまた、「画素数じゃないぞ、画質で選べ!」と自分に言い聞かせながら、カメラ本体やレンズのクリーニングをしている筆者である。

▼花鳥風月
https://note.com/chikaonishida/m/m71076bd5d1b7Link
▼Nikon党 西田親生のお散歩カメラ
https://note.com/chikaonishida/m/m2e1d6612a446Link

<付録:Nikon Dfの撮像例>

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写真・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2023/5/28 12:00 am

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