THE ROSETTA STONE DAILY NEWS 2005年5月23日 |
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5月20日は春の叙勲式典の当日でもあり、叙勲関係者やその他多くの利用客で帝国ホテルは満館の状態。吉兆やなだ万など一流食事処は予約で一杯であろうと判断し、急遽「ルームサービス」の料理に着目。それを取材することにした。
「ルームサービス」は勿論24時間サービス。朝食(6時〜11時30分)、昼食&夕食(11時30分〜21時30分)、夜食(21時30分〜1時)、深夜食(1時〜6時)と細やかな時間設定となっている。 昼食&夕食メニューでメニューの中で、特に目についたのが「シャリアピンステーキ」。1935年に世界的オペラ歌手シャリアピンが来館した際に、同氏が歯痛で悩まされていた為にシェフが特別に創作したホテルオリジナル・ステーキ。 今も人気の「シャリアピンステーキ」は、柔らかでジューシーな肉質。ペースト状のタマネギと塩、胡椒などを材料につくられたシンプルなソース。予想以上に柔らかな肉は、ナイフに力を入れずに簡単に切り離される。それは口の中で肉とソースが見事に絡み合い、一瞬にしてとろけてしまうほどの絶品であった。・・・当時のシャリアピンが歯痛も忘れ、笑顔で食したのではないかと想像してしまった次第。 ※今回の取材に関しては、帝国ホテル・東京の広報担当者の許可を得ています。
【帝国ホテル・東京】 |
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