THE ROSETTA STONE DAILY NEWS 2005年3月10日 |
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3月9日(水)に八代市にある吉住酸素工業株式会社(吉住一郎社長)を、ロゼッタ・ストーン異業種交流会ブランチサイト「点と線」のメンバーが第4回企業訪問を行った。快晴の中、熊本市を出発した訪問団は九州自動車道を利用し、会議場であるホワイトパレスへは約一時間ほどで到着。先ず昼食をとり、吉住社長の会社説明及び八代市の近況を語ってもらった。 【吉住一郎社長談】 市町村の統合合併が進む中、八代市も現在の人口が10万6千人が15万人を超える大きな市になります。財政悪化と言う危惧もありますが、熊本第2の都市として「水の確保」は大きなメリットとなるでしょう。そもそも八代市は工業都市として発展し、現在は5大工場(日本製紙、YKKなど)を筆頭に全産業の50%を占めています。 農業においては「い草」関連の生産が多いのですが、最近ではキャベツ、ほうれん草の他にハウスものであるメロン、トマト、イチゴといったものが生産されるようになり、農家一戸あたりの平均所得は全国でもベスト5に入るほど高所得を誇ってる地域です。 本日「点と線」の企業訪問においでいただき、大変感謝しております。当社は昭和4年に始まり、その頃は酸素、カーバイト、溶断器の販売営業をしておりました。それから昭和48年に株式会社となり現在に至っていますが、環境、安全、健康をキーワードに、「産業ガス」、「医療ガス」、「LPガス」、「福祉用具」を主な取り扱いアイテムとして営業展開をしています。最近では、ネット展開のお陰で、千葉県、三重県、沖縄県の企業とも取引ができるようになりました。 会議終了後に同社の新港ガスセンターを見学する事になり、液体酸素がポンプを通り、ボンベに充填される過程などを見学し、最後に八代名物の晩白柚(バンペイユと呼びザボンの仲間だが高価なもの)をマイナス180度ほどの液体酸素や液体窒素でフリーズする実験を行い、参加者の興味と笑いを誘っていた。一瞬にして凍り付いた晩白柚の果肉にかじりついた筆者だが、じわっと口の中で融け出してくる果汁はなかなか美味しかった。
【吉住酸素工業株式会社】 www.yoshizumi.net |
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