那覇から車で北上約2時間のところに「沖縄美ら海水族館(本部町)」という、とてつもない規模の水族館がある。「美ら海」は「チュラウミ」と呼ぶらしいが、メインである大水槽は7500トンもあり、世界最大級を誇る。
あまりにも巨大な水槽なので、水槽を覗くと言うより、我々の上空を沢山の魚群が飛び交っているような錯覚に陥ってしまう。巨大鮫として有名な「ジンベイザメ」、最大のエイで知られる「マンタ」たちが、上空をゆったりと遊泳するのはすこぶる圧巻である。最近流行の「大型プラズマビジョン」の比ではなく、総天然色大パノラマビジョンといった具合だ。
同館は4階建て、深海への旅(1F)、黒潮への旅(2F)、サンゴ礁への旅(3F)、大海への誘い(4F)と4つのテーマに分かれ、水上観覧コース(黒潮探検)では大水槽を上から覗ける仕組みになっている。
その他の周辺施設は、旧水族館が閉館となっているものの、(1)オキちゃん劇場、(2)いるかスタジオ、(3)ウミガメ館、(4)海の保育園、(5)マナティー館などが付設され、沢山の海の仲間たちに会える。
この夏、ご家族で「沖縄美ら海水族館」に足を運び、海の大宇宙を体感されては如何だろうか?
■(財)海洋博覧会記念公園管理財団■
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