客層はおとなしく、お人の良い感じの男性が多いようだ。挨拶もそこそこに、座って否や「キープリストを持ってきてや!すぐええのんキープしたいんやけど!」とご祝儀方々キープを頼む客人。「お腹空いたんちゃう?寿司でも食べへんか?」と、早速特上の寿司を頼んでいる客人もいた。
店内照明はどうなのか、氷やグラス、ソーサー、おしぼりなどのセッティングは良いのか、カード支払いの準備はできているのか・・・など、同ママの眼はぐるぐる回っている。客人も逆に気を遣ってか、ちょっと座っては次の来客スペースを確保するために、「また近い内来るわ!」と言いながら席を立ってゆく。
取材は30分ほどであったが、開店間際から開店してからの人の流れや会話を垣間見ると、筆者が12年前に会社を起こした頃を思い出す。何でもそうだが「独立」は簡単な単語だが、スタートしたら引き返せない大変厳しいものである。直ぐ近くに老舗として人気の店「中小路」からも、同ママの親友であるホステスさんが挨拶方々激励に来ていた。
見えないところで人と人が支え合っている。・・・同店も末永く客人の癒しの場として栄えて欲しいものである。中村優美さん頑張って。
■Louise(ルイーズ)のご案内■
京都市東山区祇園花見小路富永町 TEL075-531-6969
営業時間:午後8時30分〜午前1時(月曜〜土曜)
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