■10年ぶりに出逢った教え子・・・
台北に到着して泊まったのは老舗「SHERATON」。「WOODSTAR GROUP」の会員という安直な理由で台北の「SHERATON」を選んだ。造りは古いけれども各施設に風格があり、どっしりと落ち着いた空気を感じるホテル。
到着して先ず足を運ぶところはホテルのレストラン。飲み物や料理を物色し、色々とオーダーするといった悪癖を持つ筆者である。ところが二日目の朝食のバイキングで、料理を皿に乗せようとした瞬間・・・「あれ!」と目の前に立っているのが、10年ぶりに会う教え子であった。
教え子と言っても、25年ほど前に彼が中学生だった頃の家庭教師をしていただけだが・・・何故こんなところで会うんだろうと、狐に摘まれた感じであった。彼は現在東京で最大手広告代理店の営業を担当している人間だ。「数日前から台北に来て、台風とも遭遇し・・・更に10年ぶりに台湾でお会いできるとは!!凄く思い出深いプライベート旅行となりました。」と帰国後早速メールが来た次第。
彼と最後に会った頃は、インターネットも国内では普及している訳でも無く、その頃であれば現地での遭遇をホットなままの感覚で語り合うこともできなかっただろう。しかし、ネットが進化しているこの時代だからこそ、帰国後リアルタイムに我々の遭遇の喜びを分かち合い、更にまたコミュニケーションを取る事が可能となる環境に感謝しなければならない。
海外の旅先での嬉しいハプニング・・・筆者も思い出深い取材旅行となった。
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