THE ROSETTA STONE DAILY NEWS 2002年8月1日 |
![]() 浄土宗の総本山知恩院は、開祖法然上人が30有余年にわたり念仏の教えを説いた京都東山「吉水の草庵」に始まる。法然上人没後23年、文暦2年(1234)に弟子である勢観房源智上人が報恩のために伽藍を建立し、念仏の根本道場の基礎を築いたといわれる。現在の知恩院は江戸時代になり、浄土宗の教えに帰依した徳川家によって整備され、大小106棟の建物からなっている。 写真右の日本最大の木造建築「三門」をはじめ、国の重要文化財(経蔵、御影堂、大方丈、小方丈、勅使門、大鐘楼、集会堂、大庫裡・小庫裡など)が沢山ある、京都巡りには欠かせないところの一つであろう。本日は、取材時間の関係で日本一大きい山門と石段しか撮影することができなかったが、その階段を上がると大伽藍が広がり、除夜の鐘で知られる日本一(約70t)の釣鐘も本堂から少し登ったところにある。その他、左甚五郎の忘れ傘など知恩院七不思議などもあるので、後日の取材にて紹介したい。 ◆三門◆ 此の門は三解説門と言い、空無相無願を表わす。元和7年(1621)徳川二代将軍秀忠公の寄進による。明治35年に国の「特別程建造物(現在重要文化財)」の指定を受けたわが国最大の門である。昭和62年から国の助成と全国の檀信徒並びに一般の方々の浄財喜捨に依り、創建以来370年振りに本格的大修復が行なわれ、平成4年3月末に落成したものである。 高さ:24m/幅:50m/奥行き:23m/瓦総数:約7万枚 |
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