ロゼッタストーン／THE ROSETTA STONE

　よしやホテルきらら停でサーブされた、天草名物のワタリガニ（写真上）。・・・海老蟹大好きの筆者にとって、そのワタリガニは、かぶりつきたくなるほど恋しくて、取材中はマウスウォーターばりばりの地獄であった。

　北海道に行けば、必ず食すのがタラバガニ、毛カニ、ハナサキガニ、ぼたん海老と・・・宿泊先では、大抵初日の夕食は海老蟹三昧のコースを選ぶことにしている。

　しかし、欲目で見ても、上述の海老蟹よりも熊本県天草名物のワタリガニの方に軍配を挙げてしまう筆者だが、その存在は恋人のようなもの。同じ熊本県内に住んでいても、今回取材して食したワタリガニのように、極上のものに出くわすことは先ずない。

　写真下のように、腹側の腰巻き部分を取り去り、そこに親指をぐいっと入れ込むと、ぱっくりと甲羅が外れ、びっしりとみそと内子が詰まっている。ワタリガニの身は風味も最高で、内子の濃くある甘みは筆舌に尽くし難い。・・・まるで、烏骨鶏の高級卵黄を味噌漬けしたような美しさである。

　取材を終えて、久し振りにこのワタリガニを食したのだが、これはこれは・・・言葉にならない。丁度、今からが旬なので、是非、旅行を計画されている方は、熊本県上天草市にある、よしやホテルきらら停を宿に決められてはと（要予約）・・・。





【よしやホテルきらら停公式サイト】 http://www.kiraratei.net

◎カワハギの造り

　一昨日、熊本市から車で約２時間少々の処にある「よしやホテルきらら停」へ、取材の為に足を運んだ。今回は、途中熊本ホテルキャッスルに立ち寄り、そのまま国道三号線を南下、宇土半島北岸を通り、上天草市龍ヶ岳町の樋島へ向かった。

　熊本市を午前１０時にスタートして、道路は渋滞も無く順調に進み、丁度正午に「よしやホテルきらら停」に到着。車を降りるやいなや、カメラ２台と三脚などのセッティングを行い、早速、コース料理を中心に撮影を開始した。

　詳細は昨日のBLOGで紹介した通り。・・・新鮮な海の幸がずらりとテーブルに並び、我々取材陣はそのボリューム圧倒されてしまうばかり。全てを食す事は出来なかったが、とにかく美味であった。

　その中でも、写真上のカワハギの造りは筆者の好物の一つ。普段から河豚は余り食べようとは思わないが、カワハギは、どんなに満腹であろうがペロリと食べてしまう。あっさりさっぱりの食感と肝との合わせ技は、比類無き造りだと思う。

　また、写真下のワタリガニ。これもカワハギと同様に大の好物だ。ファインダーに入ってくる蟹の姿を凝視し、シャッターを押しながら胃袋がグルグルとシンクロしてしまう。・・・今回のワタリガニは極上で、身も卵もビッシリ詰まっていた。・・・取材に随行したチュンタオさんは、黙々と蟹と闘っていた。

　サーブされた全ての料理は噂以上のものであり、正直なところ甲乙付け難いが・・・敢えてお薦めをと言われるならば・・・今回は、カワハギの造りとワタリガニの二品を是非ご賞味頂ければと・・・。

　いや、鯛のあら煮も捨てがたい。イサキの煮付けも、車海老も鮑もサザエも・・・・。


◎ワタリガニ


◎よしやホテルきらら停玄関

【よしやホテルきらら停公式サイト】 http://www.kiraratei.net
〒866-0203　熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島565-25
TEL：0969-62-1108　 FAX：0969-62-0399

◎淀川司朗シェフと料理群

　昨夜、久し振りに「ステーキハウス淀川（店主：淀川司朗）」へ足を運んだ。連休明けでもあり、割かし静かな客の動きだったが、午後8時頃から予約の客がどどどっと・・・。

　同店は、勿論、鉄板焼専門店なので、黒毛和牛の極上フィレやサーロイン、その他、鮑や伊勢海老などもオーダーできるのだが、本日ご紹介するのは、つなぎのない極上ハンバーグ。

　できたてにナイフを入れると、透明な肉汁が手前の方に流れ出て来る。その瞬間に、如何にこのハンバーグが旨いのかが分かってしまう。

　現在、お遊びで色んなハンバーグを作って貰っているが、目玉焼きを添える「チュンタオバーグ」、パイナップルをハンバーグに入れ込む「ナップルバーグ」などが、存在しているという噂・・・。

　何はともあれ、ご家族やカップルにお薦めしたいレストランの一つであり、今回、筆者が書き綴った小冊子第三弾「如水 III（逸品一筆）」の中でも、ご紹介している人物でもある。


◎この上ない旨さで人気のステーキハウス淀川オリジナルハンバーグ（予約した方が良い）


◎如水 III（逸品一筆）に掲載されている淀川司朗シェフ

【ロゼッタストーングルメ情報サイト】http://www.dandl.co.jp/gourmet/

【ステーキハウス淀川公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/yodogawa/