ロゼッタストーン／THE ROSETTA STONE

◎「ありがとう。」西田親生書

　仕事を手伝ってもらったり、仕事を終えたりした時に、自然と「ありがとう。」と言える人間になりたい。「ありがとう。」と「ごめんなさい。」が言えない日本人と呼ばれるようになって何十年経つのだろうか！？そして、食事にしても「いただきます。」と言わない日本人が増えている。

　人は己の力だけではなく、全て周囲の方々のお陰で生きている。その実感と感謝の念がない人たちは、「ありがとう。」、「ごめんなさい。」、「いただきます。」を言わないのが当然のように、ふてぶてしい顔をしている。歩き方も所作も滅茶苦茶で、横暴極まりない人生の歩み方をしている人物も居る。

　更に、悪いことに、「俺の人生だから勝手だろう！」、「俺の思ったように遣っているのが、何が悪い！？」、「自分で悪いと思ってないから、詫びる必要もない。」と、何様のつもりか知らないが、共存共栄の世界には当てはまらない、協調性のないアウトローな考え方を持つ阿呆者も沢山居る。

　癖の悪い人を見れば、反面教師として真似をしなければいいし、近づかぬが賢明。・・・せめて、日本人というプライドがあり、この素晴らしい歴史と伝統を受け継がねばならぬと思っている人は、是非、今日から「ありがとう。」、「ごめんなさい。」、そして「いただきます。」だけは、恥ずかしがらずに大きな声を出して言ってみよう！！

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/

　経営者としての資質を問われる現代、「先見塾」では文化の香りのする経営者を目指して、「先見塾EXEC」、「先見塾BASIC」を開塾し、毎週火曜日に集中して講義を行い、時には趣味を取り入れた野外活動などを行っている。

　今回、「先見塾EXEC」に先行して、若手起業家育成の為の基本塾「先見塾basic」の従来の内容を刷新することになった。・・・テーマは「仲間との新たなるもの作り」と題して、アグレッシブに国内外へ飛び出す起爆剤の役割を果たすべく、推し進めて行くことにする。

　先ずは、自分自身が一番気づきにくい「視野狭窄の払拭」。人間というものは２０代、３０代、４０代、５０代、６０代・・・と、どんなにクレバーな人間でも、ふとした時に自分の視野狭窄さや世間知らずのまま育った事に気づき凹んでしまうものだ。筆者もご多分に漏れず、日々修行の身ではあるが・・・。

　そこで気づき、それを改善できてこそ、世の中の為に貢献する企業経営者として光り輝くものだと考える次第。

　さあ、自分をとことん変えてみたい、変えたい、ステップアップしたいという情熱のある方があれば、この「先見塾BASIC」（随時入塾可）の門を叩いてみては如何だろうか！？

　※「先見塾BASIC」は、昼間の部（火曜日）、夜間の部（月曜日）を検討しています。



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◎「竹」西田親生書・・・竹を素材に、竹を描いたもの。（水前寺東濱屋 所蔵）



　水墨画の世界では、必ずといって良いほど脇役でも登場するという「竹」。

　節があり、中は空洞で、６０年から１２０年に一度花を咲かせるという植物。

　どんなに踏んでも抜いても、ちょっと油断していると、座敷の畳を突き破ってでも生えてくる、生命力の強い植物。

　ある時は御飯茶碗の替わりに、ある時はかっぽう酒として、ある時は魚料理などの敷物として・・・色んな使い方をされる「竹」。

　我が家にも、黒竹、孟宗竹、亀甲竹など幾種類かの竹が庭に生えているが、かぐや姫の登場のシーンにも出てくるし、隠密剣士の忍者が竹を切りながら闘うシーンなど、幼い頃から焼き付いてしまっているのだ。

　「竹」・・・「竹を割ったような人」・・・気性が真っ直ぐで、悪いことのできない性格に例えて言う。・・・「竹馬之友 」・・・幼友達のこと。

　日本文化の象徴的な植物の一つだが、筆者の頭の中では、まだ「竹」の存在が何なのか定かでは無い。


◎「竹」西田親生書・・・古代文字の竹をイメージして、竹を描いたもの。（遊び）


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