ロゼッタストーン／THE ROSETTA STONE

　遠距離の本社支社間をVPN（バーチャルプライベートネットワーク）で繋いだ実験を行った。

　まず、支社（以下、サテライトオフィスと呼ぶ）のMacBook Proを立ち上げ、本社へ戻る。勿論、万が一のセキュリティ（盗難や侵入）を考え、常にパスワード入力画面でONの状態とする。

　本社へ戻り、早速、もう1台のMacBook Proを立ち上げる。このマシンからサテライトオフィスの共有マシンを覗き込み、リモートできるよう設定を行う。

　本社マシンの画面にサテライトオフィスのマシンのリモート画面が出てきたら、遠隔操作でHDの整理、資料の再確認、移行忘れのデータの移行作業などを行う。

　もし、サテライトオフィスのマシンがスタッフ使用のマシンと仮定すれば、本社マシンよりSkypeで話し合いながら、操作方法、指示などがリアルタイムに可能となり、研修などにも応用が利くことになる。

　経営者の方で、どうしても本社支社間の移動に無駄無理があるようならば、早速、このVPNを導入し、遠隔により作業効率を図る仕組みをお勧めしたいと考える。

　※お問い合わせは、ロゼッタストーンへ。 http://www.dandl.co.jp/


▼YouTubeにアップしているVPN環境下での遠隔操作実験


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◎「時」（西田親生書）

　「時」を待つ。その心は、期待感で溢れていたり、心臓が爆発しそうだったり、血管が浮くほど苛立ったり、胸が痛かったり、冷や汗びっしょり不安だったりと・・・・。

　「時」を刻む腕時計の針を見つめながら、ずっとその人が来るのを待っていた思い出はなかろうか。約束の時刻が過ぎてしまい、それまで長針を追っていた眼が、次は短針の動きへと移って行く。そして、チッチッチッという秒針の音が、やけに気になってしまうのである。

　「雪は振る〜♪あなたは、来ない〜♪」・・・待てども待てども、その人は来ない。現在は携帯電話やそのメールを使って、場所の確認や移動先への通知を行うことは、すこぶる簡単だ。しかし、アナログ時代では、そう楽々と相手に通知などできるはずがない。よって、落ち合う場所の再確認がとれずに、結局は駅の表と裏で待ちぼうけという事も多かったのではないかと・・・。

　しかし、長い人生において、ベストパートナーとの触れ合いの中で、その人の姿が眼に入れば、何故か、長時間の心配＆苛立ち爆発寸前の気持ちがすっ飛んでしまう。・・・一緒に食事をしたり、語らったり、抱き締めたりしていると、今度はあっという間に「時」が過ぎてしまう。

　時空間の流れは不思議なもの。誰しも、それを早めたり、遅らしたり、止めたりできない。ぼーっとしていても、「時」は勝手に歩き出す。しゃかりき仕事に傾注していても、「時」は勝手に走り出す。熱く愛し合っていると、「時」は勝手に飛んで行く。

　昔のNHKのテレビドラマに「ふしぎな少年（手塚治虫原作）」というものがあった。そこで、主人公が「時間よ、止まれ！」と叫ぶと、主人公以外の人たちが完全フリーズの状態となる。つまり、「時」が止まってしまうのである。

　当時、小学生だった筆者は、その番組を見ては、楽しい時間を長くしようと、何度も念じていた。特に、夏休みとなれば、毎日「時間よ、止まれ！時間よ、止まれ！」と口ずさみ、夏休みが倍以上の長さで遊べるようにお呪いをしたのだった。

　さてさて、素敵な人との触れ合いの話に戻らねばならないが、妙なテレビ番組を思い出して、折角バラの花園の中でボルテージが舞い上がっていたのに、しゅんと凹んでしまった次第。・・・

　正直申し上げて、唯一の大切な人との「時」の共有は、常に時間が止まってフリーズして欲しいものだと、恥ずかしながら、年甲斐もなく考えてしまう筆者である。

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▼昨日の先見塾EXECの講義
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　人は、誰でも得手不得手が沢山ある。そこで、得手の日々レベルアップと不得手解消を積み重ねて行けば、いつの日か、その人は一まわりも、二まわりも大きく育つ。

　それは、無意識の内に「能力開発」が行われている事を意味する。しかし、大抵の人々はがむしゃらに、何でもかんでも囓っては止め、また囓っては次から次へと気が散ってしまう。特に、何でもかんでも研修会、あれこれセミナー、ありとあらゆるジャンルの書籍の素読乱読と・・・自己満足の世界となってしまいがち。

　どんなに焦ろうが、どんなに急ごうが、どんなに執拗に食いつこうが・・・確かにその人の知識は徐々に増えて来るかも知れない。しかし、それは単にランダムな知識という苔がツンツン生えている状態であり、その人の能力がすこぶる開発された訳ではない。

　能力とは知識だけで芽生えるものではなく、ただ時間が経てば大きく育つものでもない。何故なら、蓄積した知識をフルに活用し、知恵を絞り出し、そして優れた洞察力と判断力をもって、更にアグレッシブな行動力ができるという、比類なき特化した能力が身についていないのだから。

　「能力開発」は、その人の資質が大きく左右する。訳もなく太鼓持ちのように走り回る軽い人物は、どんなに「能力開発」を体験しても、全く進化することはない。ただ、小僧が暴れ狂っているだけで、実のない時間と金を浪費しているだけの話となる。聞き分けのない人物も同様。

　「能力開発」の必須ファクターとして、一番重要なものは「論理展開」。その人の物事の捉え方、考え方、分析力、冴え渡る推理と証明力などなど、いろんな能力がある。・・・なかなか眼に見え難いものだが、そのような力をしっかりと植え付けない限り、トータルバランスがとれた優れた能力を自分の手にすることは困難となる。

　今まで何度も何度も挑戦して凹んでいる人たちは、自分自身の心と身体の大改造から始めなければならない。これは苦しい自己否定と改善、更に並外れた努力と執念を持たねば、何年経っても、何一つ変化もない。

　ちまたの、いい加減なセミナーや研修会、そして書籍やネット情報だけで、数をこなせば「能力開発」ができるというような生易しいものではないことを、十二分に知る必要がある。


◎竹のように、にょきにょき能力を高めましょ！（西田親生書）

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